坂口健太郎が松本潤&有村架純と禁断の三角関係に!?
嵐・松本潤主演、ヒロインを有村架純が務めて'17年10月に全国公開される映画「ナラタージュ」に、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気俳優・坂口健太郎の出演が決定した。
本作は、第25回野間文芸新人賞を最年少で受賞した島本理生が20歳の若さで執筆した、狂おしいほど純粋に禁断の恋に落ちる2人を描いた恋愛小説。
発売から12年がたち、原作に出合ってから長年にわたって映画化を熱望し、企画・構想を温めてきた恋愛映画の名手・行定勲監督により、満を持しての映画化となる。
高校教師と生徒として出会った2人が、時がたち再会した後、決して許されないけれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちるというストーリーで、まばゆいばかりの2人の思いが放つ光と、思い合うほどに濃くなる純愛の陰影を、同時に紡ぎ出す。
主人公・葉山貴司役に、嵐・松本、葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉を有村がそれぞれ演じる。
そしてこのたび、泉に思いを寄せ、一度は恋人になるも、葉山を忘れられない泉への恋心と嫉妬に揺れる大学生・小野玲二役として、坂口が出演することになった。
'10年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビューした坂口は、映画「ヒロイン失格」('15年)で注目を浴び、昨年は連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合ほか)や、“月9”ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)に出演するなど、引っ張りだこ。
ことし1月期の新ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)にも新進気鋭のモデル・KEY役で出演し、2月にはシンガー・ソングライター・miwaとW主演を務める映画「君と100回目の恋」が公開されるなど、話題作への出演が続く注目の俳優だ。
脚本に強く引かれて出演を決めたという坂口は「初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつゆがんでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました」と本作への思いを語る。
さらに、坂口は「切なく、悲しい気持ちに感情移入して見てくださる方もいるかと思います。楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。
一方、行定監督は「普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った。恋に溺れゆがんでいく難しい役をさりげなく見事に演じてもらいました。
ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました。未来が楽しみな俳優に出会えました」とコメントしている。
'17年10月全国ロードショー
出演:松本潤、有村架純、坂口健太郎
監督:行定勲(『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』『ピンクとグレー』)
脚本:堀泉杏
原作:「ナラタージュ」(角川文庫刊)
配給:東宝=アスミック・エース