――では、もし無人島に1つだけ持って行くとしたら、何がいいですか?
難しいですね~(笑)。携帯を持って行っても意味ないし、食べ物も海で取れそうだし、そう考えると人が欲しいですね(笑)。1人だと不安が増すから、誰か一緒に行動してくれる人がいたらうれしいです。
――今回の映画も家族が支えになったようですし、お互いに安心しますよね。
かなり大きいですよね。1人で行動するのと家族で行動するのでは全然違いますから。1人だったら絶対川も渡れないと思うし、そういう面では誰か人がいたらいいですね。
――少し話がそれますが、公開が2月11日(土・祝)ということで、バレンタインが近いので、バレンタインの思い出などがあれば教えてください。
バレンタインの思い出!?(笑) 何かなあ…。小学校のときって、机の中にチョコが入っているとテンションが上がりますよね! 俺は机の中にはなかったんで、一回は入っていて欲しかったなあと思います…。
登校してきて、机の中を見て「おっ? よっしゃー!」というのを一回やってみたかったです(笑)。思い出と言いますか、理想になってしまいますが。もう学生じゃないのでできませんからね。
――学生のときって、机になかったら、もしかしたら下駄箱にあるのかなとか考えちゃうんですよね(笑)。
そうそう。なぜかもらえる前提で探しちゃうんですよね。机になかったら鞄の中かな?とか。家のポストかな?とか(笑)。後から家に持って来るパターンかな?って。
あ、でも下駄箱に入っていたことは一回ありました。あれは勝ち誇りましたよね。朝、学校に行ったら入っていて「えっ…?」みたいな(笑)。うれしさと恥ずかしさがあったので、すぐに隠しました。
小学生だったので、相手も分かっていたけど照れて仕方なかったです。今でもそういう感じでもらいたいですね~! 仕事を始めてからはドキドキすることもあまりないので。
思い返してみると、実は保育園のときが一番もらったかもしれません。同級生の女の子からいっぱいもらった記憶がありますよ。
――保育園にもそういう風習があるんですね?
あったんでしょうね。単純だったので、もらってうれしかったです。「わーい! いっぱいもらった~!」って喜んでいた気がします(笑)。
――最後に、これから映画をご覧になる読者の方にメッセージをお願いします。
撮影も本当につらかったので、映画を見ているというより、どちらかといえばドキュメンタリーを見ている感覚になるかもしれません。
川のシーンとか、豚を追うシーンもそうですけど、つらい表情というか、本当に必死に生きているんだぞ!というのがリアルに出ていたと思うので、見てくださる皆さんも一緒に考えられる作品になっているはずです。
こういうことがあったらどうすればいいんだろうと、考えさせられる作品になっていると思うので、一緒にドキュメンタリーチックな物語を楽しんでいただければいいなと思います。
この作品を見て、万が一のときに備えていただければと思うし、そういうときに役立つ作品になっているので、ぜひご覧ください!