平見夕紀のSNS
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久しぶりの夜のつぶやき
大きな揺れに、心臓がキュッと痛くなった。あの緊急地震速報の音。愛息もビクっとして玄関に走りでた。小脇に抱えて、屋根の無…
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おサボり気味でした
Instagramを始めてから、アメブロの更新が滞っておりましたすみませんいしかわ大百科が新年度から放送日時が変わりま…
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桜
氷見の朝日山公園に桜を観に行ってきました。たくさんの人で、絶好のお花見日和でした。なんか…普通の生活。仕事を終えて、金…
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あれから…
明日で3ヶ月。能登半島地震から。和倉で被災し、何が何だかわからないまま、家にたどり着いた、あの日。テレビで観る風景が、…
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今日のおやつ
続、今日のおやつ。farm ハレノヒさんの「いちごミルクアイスクリーム」ふんわりとした甘さ、さっぱりとしたイチゴの果肉…
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今日のおやつ
すずめさん(六星)の花見団子。春だなぁほんのりと桜漬けの味、よもぎの味。あっさりと、しかし、口には甘さが広がって。今日…
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今日のおやつ…今日もおやつ(笑)
アランデュカスのチョコレート。ドライフルーツの様々な食感が、程よい甘さのチョコレートとマッチしています。私は、苦めのコ…
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今日のおやつ
今日は、こちら。お土産でいただいた「もものポテトチップ」うん、不思議な感じ。口に入れると、甘酸っぱい桃の香りが広がり、…
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今日のおやつ
今日、お仕事先で美味しいお菓子をいただきました。白山市、桶和さんのきび團子。以前、白山市にお仕事でお邪魔した時に、円八…
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刺さった言葉
発災から時間が経って、日常に戻っているように見える…ところもあります。戻っているように見える…見えるだけで、心の疲労や…
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大きな揺れに、心臓がキュッと痛くなった。
あの緊急地震速報の音。
愛息もビクっとして玄関に走りでた。
小脇に抱えて、屋根の無い駐車場に停めてある車に乗り込んだ。
ゴゴッという揺れに、1月1日のあの長い揺れがまた来るのではと身を硬くした。
恐怖が甦る。
地震は、これまで積み重ねてきたものを一気に奪う。
ご縁をつないできた大切な人。
大事に家族と時間を重ねてきた家。
協力しあって築いてきたご近所さん(地域のコミュニティ)
個人の心地よい生活環境
私自身のことで言えば、祖父が建て、父が継ぎ、母が守り続けてくれた家が壊れた。(傾きを直して住むつもり)
なんだか、白髪が増えた気もするし、肌も荒れた。体重も増えた。
生活リズムが狂ってしまったから、体調を整えることに、今まで以上に神経を使う。
この年になると、体調を整えることも日々の積み重ねだ。
毎日、平穏に暮らせることが、どれだけ幸せなことか。
前向きになってきたところに、今日の揺れ。
気持ちがちぢこまる。
地震の前に戻りたい…と思ってしまう。
愚痴、後ろ向き、ネガティヴ、と言われてしまうかな。
氷見の朝日山公園に桜を観に行ってきました。
たくさんの人で、絶好のお花見日和でした。
なんか…普通の生活。
仕事を終えて、金沢から七尾への帰り道。
中能登辺りから傷んだ家を目にするようになります。
ブルーシートがかけられた屋根がぽつぼつ見られ、倒壊した家、解体して更地になった場所。
あぁ、地震があったんだな、となんだか他人事のような不思議な気分で帰ってきます。
私は私で、家を建てるのか、修繕するのか、同じ場所にいられるのか、たくさん考えなければいけないことがあるのに、七尾の街の風景が、ふと、以前と同じように見えて、でも、隆起した道路に、やっぱり、地震があったんだよね、と変な感じです。
結局、何も進んでいなくて、どうしたらいいのかも決められない。
修繕でも、建て替えでも、そもそも人手が足りないらしくて、いつになるかわからないとか。
どのくらい時間がかかるのかな。
そんなことを、今日、桜を観ていたら、すっかり忘れていた。
現実と現実逃避を繰り返しています。
明日で3ヶ月。
能登半島地震から。
和倉で被災し、何が何だかわからないまま、家にたどり着いた、あの日。
テレビで観る風景が、自分のことのように思えず、ただ茫然としていた。
しらじらと夜が明けるころ、
自分が、被災の当事者になったのだと、
朧げに思った。
まず、実家に戻り、家財の散乱の仕方に驚いた。
足の踏み場がない、どこから片付けていいかわからない。
冷蔵庫にあったはずの生卵が至るところで割れていた。
1週間後、こんなとこにも生卵が⁈と驚く場所にもあった。
いかに家が揺り動かされたかを物語っていた。
実家は、地震に耐えてくれた。
さて、私の家は?と向かってみると、
外観はほぼ損傷がない。瓦も大丈夫。
ホッとして、家に入ろうとしたら、ドアが開かない。歪んだのだ。
入れないので、インナーガレージになっていた車庫のシャッターを開けた。
問題無し。
ドアは直さなきゃな、なんて思いながら、家の中に一歩、足を踏み入れた。
そんなに家財道具は散乱していないのに、なぜか、吐き気が私を襲う。
キッチンに向かって、絶望的な気持ちになった。
床が傾いている…。
キッチン台が壁から剥がれていた。
漆喰壁が割れてる。
一度、安堵した分だけ、ショックが大きかった。
途方に暮れる、とはこのことで、
「どうしよう…」と、ぽつりと言うことしかできなかった。
リフォームをしてくれた大工さんに来てもらった。
「床が6センチ、下がっとるわ。ここに住むのは、もうダメかも。床をめくってみんとわからんけど、液状化しとるし、厳しいね。」
その後、保険屋さんの調査では「大規模半壊」、自治体の罹災証明は、二次調査の結果が、まだ、届いていない。
2月中旬まで断水。通水しても飲み水になるまで、2週間かかった。
あれから、3ヶ月。
私は、まだ、家をどうするか、方向が定まらない。
補助金、支援金だけでは、もちろん、家は建てられない。
それも、細かい規定があって、なかなか貰えない。
終の住処と決めて、7年前にリフォーム。
祖父、父が大事に守ってきた家。
たった7年でダメになってしまった。
私の代で、ダメになった。
祖父や父はどういうだろう?
祖父は厳しい人だったから、「頑張りなさい。頑張るしかない。」と言うだろう。
父は、多分、笑って見守るだけだ。私がどうするのか、「おまえの好きにやれ」と笑って見ているだろう。私の腕の見せどころ?なのか?
正直、泣きたくなる。
「なんで?」が頭の中で繰り返される。
毎朝、自分のものがどこにあるのか探さなきゃならない。
家があれば、こんなことはなかったのに、と泣きたくなる。
毎日、1回は思う。
前を向かなきゃならないのはわかっているし、前を向いて歩いているつもり。
被災から、本当にたくさんの人に支えてもらっている。
こんなに、人のありがたさを痛感することは今までなかったように思う。
この後、どうしようか、まだ、見えない。
とりあえず、1日1日を、一生懸命生きてる。
その積み重ねが、いつか、形になるのだろう。
誰もがバリバリ前に進めるわけじゃない。
どっちかと言えば、私は、ぐちぐちもたもたする側。
それでも、3ヶ月なんとか耐えてきた。
被災して3ヶ月。
頑張っている皆さんに、「頑張ったよね、私たち。よく耐えてるよね。」と共感してもらいたいし、支えてくださっているたくさんの皆さんに「ありがとう!!」と心からお礼を言いたいです。
長文、思ったことをツラツラ書いてみました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
発災から時間が経って、日常に戻っているように見える…ところもあります。
戻っているように見える…
見えるだけで、心の疲労や傷は深いと思います。
被災された方はお元気に見える、お元気に振る舞っていらっしゃる、ということをわかって欲しいなと思います。
そう思うのはいけないでしょうか。
「大丈夫?元気?」
と聞かれて、
「なんとか。でも、疲労が溜まっています。」
と答えたら、
「これから出てくるよ、もっと」
と言われました。
ギリギリで耐えているのに、
これから出てくるんだ、もっと…。
そう、私に言った方は、被災した地域では無い方です。
理解してもらうのは難しいかもしれないけれど、
その言葉は苦しくなりました。
未来に暗い影を落とした言葉でした。
言った方はそんなつもりはないのはわかっているけれど…。
でも、苦しかったです。