ルドヴィート・カンタ(るどゔぃーとかんた)
ルドヴィート・カンタのプロフィール
- 出身地
- スロバキア共和国
プラハ音楽アカデミー在学中にスロバキア・フィルハーモニー管弦楽団の第1ソロチェリストに就任。「H=O・ベートーヴェンコンクール」で優勝、「プラハの春国際音楽コンクール」で銀賞、「チャイコフスキーコンクール」など、数々のコンクールで上位入賞。ソリストとして、ヨーロッパ、アジア、日本で岩城宏之、Z.コシュラーらの指揮で、オーケストラ・アンサンブル金沢、N響、スロヴァキア・フィル、プラハ交響楽団等と共演。国内外の国際音楽祭やマスター・クラスの講師として招かれるほか、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。1990年からオーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者を務めるが、2018年3月31日で定年となり退団。CDでは「ハイドン・ボッケリーニ:チェロ協奏曲」がジャズ調のカデンツァで人気が高い。さらに、「コダーイ、カサド、イザイ:無伴奏チェロ作品集」、「メロディーズ」、「バッハ:無伴奏チェロ組曲全集」はレコード芸術誌で特選盤に、「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲集」は準推薦盤に選ばれる。2012年6月東日本大震災の被災地での活動に対し、スロバキア外務省より大統領立ち会いのもと”GOLDEN PLAQUE”を授与される。