和田弘とマヒナスターズ(わだひろしとまひなすたーず)
和田弘とマヒナスターズのプロフィール
アロハ・ハワイアンズを前身とし、1953年、スティール・ギタリスト和田弘を中心に、歌謡コーラスグループ・和田弘とマヒナスターズとして結成。1957年にデビューし、当時人気のあった都会派歌謡にジャズやハワイアンの要素をミックスした新しい歌謡曲の型を呈示。男声のファルセットボイスとスティール・ギターの音色で人気を集める。1957年「好きだった」、翌1958年「泣かないで」がヒットした。女性ボーカルを起用したデュエット・ソングでも一世を風靡。松尾和子と組んだ「誰よりも君を愛す」(1959年)、多摩幸子との「北上夜曲」(1961年)、吉永小百合との「寒い朝」(1962年)、三沢あけみとの「島のブルース」(1963年)、田代美代子との「愛して愛して愛しちゃったのよ」(1965年)など数々のヒット曲を生んだ。民謡をモチーフにした「北上夜曲」、奄美大島出身の渡久地政信が作曲した「島のブルース」など、土着的な楽曲を洗練された形で再構築することでも手腕を発揮した。2004年1月5日、和田弘が逝去。