地球ドラマチックの放送内容一覧
アライグマの力強いサバイバル術に迫る。かつては狩猟が原因で数を減らしたが、今は世界各地に生息域が広がるというアライグマ。今回、母親を交通事故で亡くした子どもたちにカメラが密着。器用な手先と強い歯、あごを武器に慣れないエサ探しに奮闘する中で、次第に街や自然の中に居場所を見つけていく姿を追う。
考古学史上最大の発見として知られる、古代エジプトの王・ツタンカーメンに関する研究の最新情報を紹介。ツタンカーメンの人物像に迫るべく、ミイラのDNA解析やCTスキャンなど、先端科学を駆使して分析が進んでいる。彼の身体的な特徴や、想定される話し方、新たな死因の可能性など、新発見の数々を解説する。
最大の陸上哺乳類・アフリカゾウを紹介する。群れの強い絆と何キロも先の水のにおいを感じる嗅覚と記憶力、高い知能を駆使してサバンナに生きるアフリカゾウ。だが、人の経済活動が活発化するにつれ、ゾウの移動ルートに人が入り込むなど、接点が増えている。思わぬ共存の形も見えてきたアフリカゾウの今に迫る。
世界を代表する新旧の“摩天楼”を比較する。20世紀代表は、“アメリカンドリーム”の象徴としてマンハッタンにそびえたつエンパイアステート・ビル。一方、21世紀代表はドバイの豊かな資金を象徴し、砂漠の中に輝くブルジュハリファを紹介。両者を技術革新、経済波及効果、防災の3点から比較し、建築の舞台裏に迫る。
テーマは東南アジアを中心に生息する希少な霊長類・スローロリス。小さな体と大きな瞳が特徴だが、ペットや漢方薬にするための違法取引が後を絶たない。そんなスローロリスを保護するため、イギリスの「モンキーワールド」はベトナムに活動拠点を作り活動を開始。罠によって負傷した個体を治療し野生に戻す、保護活動の最前線に密着する。
強い風を活用して生きるカナダの知恵を紹介。摩天楼がそびえ立つ都会では、ハヤブサが自在に風を操り、オポッサムは風を頼りに餌を探す。人間もカイトボードを編み出すなど、風のある暮らしを楽しむ一方で、強風は時に災いももたらしてきた。正確な竜巻警報を出す術など、人々が風に立ち向かうべく生み出してきたことに迫る。
ロンドン郊外にある英国王立植物園、通称「キューガーデン」を特集する。スタッフが最も忙しくなるのは、冬から目覚めた植物たちが、急成長を始める早春。例年肥料の準備や植え付けなど、春を迎える準備に追われる。しかし、コロナ禍により植物園も休園に。そんな中でもスタッフの丁寧な手入れは続き、再開を待つ。
マジック成立に寄与している脳機能を紹介する。消えていないコインを消えたと認識するなど、マジックが成立する背景には、人の脳機能がある。人の神経は1秒間に1100万もの情報を五感で知覚しているが、処理可能な範囲に取捨選択することによって錯覚が起こる。マジックを楽しみながら、脳の謎に迫る。
オランダのカワウソを取り上げる。運河が発達したオランダでは、都市部でもカワウソの姿が見られるが、実は1988年頃には狩猟、水質汚染、交通事故など多岐にわたる要因によりほぼ絶滅。オランダ人が20年以上努力を重ね、生息環境を回復させてきたことで復活を遂げた。そんな復活の舞台裏の物語を紹介する。
40代〜70代の女性たちが、フィギュアスケートのアマチュア世界大会に挑むドキュメンタリー。離婚で自信を失ったウェンディはカナダの小さなスケートクラブでスケートに打ち込み、夫との死別、自らの生い立ちへの複雑な思いなど、さまざまな思いを抱えつつも前向きに生きる仲間に出会う。試練を乗り越えた先に見えるものに迫る。
固有種を中心にたくさんの野生動物が生息するオーストラリアを紹介する。今、人間の経済活動の影響により、動物たちの生息環境が激変。苦境に立たされる動物もいる一方、街中にすむフクロギツネやウォータードラゴンは、変化を逆手に取り、数を増やしている。たくましく生き抜く動物たちの生態に迫る。