シャドウバースFのあらすじ
ウルフラムは何不自由ない家に生まれ、光に満たされた幼少期を過ごしてきた。だが、彼の住む地域と隔てられた“向こう側”には、平等と公正とは程遠い“闇”が広がっていた。幼いウルフラムは好奇心から闇へと足を踏み入れ、ある少年に出会う。その少年は、ならず者の“ボス”にいいように使われ、搾取されていた。ウルフラムは、少年のこの場所は危険だという言葉に耳を貸さず、金が欲しければ真面目に働けばいいと、不平等で不公平な世界の住人にあきれるほど純粋な正論をぶつけてしまう。だが、少年はボスに金銭を要求されながらも、ウルフラムを差し出すようなことはしなかった。ウルフラムは少年への礼に、彼が憧れるシャドバを教えることに。
ライトとアークルーラーのバトルも、いよいよ決着の時を迎えようとしていた。ライトが降臨させたレーヴァテインドラゴン・デュアルモードβは、アークルーラーのフォロワーをすべて破壊し、アークルーラー自身の体力も一気に削っていく。しかし、アークルーラーもまた、再び白き破壊のアーティファクトと黒き破壊のアーティファクトの能力によって、ライトを絶望の淵へとたたき落とす。ライトの体力は風前のともしびとなり、切り札も失ってしまう。次にアークルーラーのターンとなれば、敗北は確実だった。どうあがいても勝ち筋はない、しかし、ライトはそれでも諦めないと言い、地面を力強く踏みしめる。
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他のプレイヤーたちにもネグザシステムがインストールされ、シェイドとの交戦状況が好転していく。追い詰められていたシャドバカレッジも、シャドバ部の部長たちが中心となって一転攻勢へ。生徒がシェイドを倒しきれば、激化する猫目町の戦闘に加勢できる可能性がある。しかし、ヒイロとルシアのペア、そしてマウラが各エリアで孤立状態になっているという大きな問題もあった。ネグザシステムも限界を迎え、強化シェイドの餌食となるのも時間の問題かに思われたが、それぞれのエリアに強大な力を持つ者が現れる。時を同じくして、ライトはアークルーラーに“反撃”を宣言する。人間の可能性を信じ、アークルーラーに真っ向からぶつかっていく。