ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。
最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。
人気脚本家が得意分野で存分に腕を振るった2023年1月クール。バカリズムがタイムリープものの仕掛けを駆使した「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)は作品賞、脚本賞、安藤サクラの主演女優賞など5部門制覇を果たした。
よしながふみの漫画が原作の「『大奥』Season1」(NHK総合)も注目を集めた。男女が逆転した江戸時代を描き、徳川吉宗役の冨永愛をはじめ、意外性のあるキャストがSNSでも話題に。作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優部門(冨永)で2位になったが、惜しくも受賞はならなかった。
作品賞3位「罠の戦争」(フジテレビ系)は脚本家・後藤法子による復讐(ふくしゅう)劇。「戦争」シリーズ3作目で、6年ぶりに民放ドラマに復帰した草彅剛が主演男優賞を獲得。
ドラマオリジナル作が多く、脚本・清水友佳子の「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)は、解散寸前の弱小オーケストラが舞台に。指揮者を演じた田中圭が助演男優賞。門脇麦も好演した。また、安達奈緒子が描いたラブファンタジー「100万回 言えばよかった」(TBS系)も、井上真央と佐藤健、松山ケンイチの豪華共演で注目を集めた。橋部敦子脚本の「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(テレビ朝日系)は高橋一生がはまり役と評判に。
福原遥演じるヒロインが空を飛ぶ仕事を目指して奮闘した連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK総合ほか)が半年間の放送を経て完結し、福原やその母を演じた永作博美、夫役の赤楚衛二がランクイン。back numberによる主題歌がドラマソング賞に選ばれた。
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