ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞

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    モンゴル語も交えた演技で堺雅人が6度目の受賞
    (C)TBS

    モンゴル語も交えた演技で堺雅人が6度目の受賞

    「二重人格の役で、お人よしと『半沢直樹』的キャラを演じ分けた」「モンゴル語も交え緩急あるセリフ回しでけん引」と絶賛された堺雅人が6度目の受賞。

    2位は“朝ドラ”主演の神木隆之介。「植物学に没頭し過ぎるオタク気質の男をチャーミングに演じた」と好評。3位は「前半の脱力感と後半の変化が見事」とうならせた中村倫也。4位に「どこにでもいそうな恋愛下手な男性をナチュラルに演じた」赤楚衛二。風間俊介は「優しさだけでは解決できない苦悩」をリアルに体現し、5位に入った。

    【役柄への評価】
    表向きは頼りない商社マンだが、裏では自衛隊の裏の組織「別班」の一員として国内外でスパイ活動を行う乃木憂助役。心優しい乃木と別人格の“F”という二つの役どころを巧みに演じ分け、視聴者を驚かせた。また、モンゴル語での芝居やアクションシーンでも類いまれなる演技力を遺憾なく発揮し、幅広い世代から高い支持を得た。

    受賞者インタビュー

    今後「転機となった作品は?」と聞かれたら「VIVANT」と答えます

    第117回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞 受賞インタビュー
    (C)TBS
    Q 「VIVANT」(TBS系)の乃木憂助役で「半沢直樹」(2020年)以来、6度目の主演男優賞を受賞しました。
    「VIVANT」は、原作・演出の福澤克雄監督を始め、たくさんの人の力が結集された作品です。本当に素晴らしい作品を素晴らしい方々とご一緒できたなという実感があって、感謝したいと思います。これだけ大きい座組でしたので、お礼しなきゃいけない人が多過ぎて、誰からどうお礼を言っていいかよく分からないという状態ですね(笑)。
  • 真っすぐ過ぎる人物を愛されキャラに仕上げた

    酒造業を営む商家の一人息子として生まれるが、植物の研究に熱中し、秘めた才能を発揮していく植物学者・槙野万太郎役。身近にいたら困りそうなくらい真っすぐ過ぎる人物を、持ち前の魅力を生かし、愛されるキャラクターに仕上げたところが高評価につながった。

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    後半にかけての変化が見事との声

    田舎町の集落“ハヤブサ地区”に移住してきた作家・三馬太郎役。実力派俳優がそろった消防団員の中でも、中村ならではの落ち着いた雰囲気と演技力で存在感は抜群。物語中盤からは事件の謎に挑み、恋に燃える迫真の芝居に、視聴者から称賛の声が上がった。

第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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