ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。
最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。
20223年7月クールは、挑戦的なオリジナルドラマが注目を集めた。モンゴルでのロケを敢行し、壮大なスケールで日本の諜報員とテロ組織の攻防戦を描いた「VIVANT」(TBS系)は作品賞の他に監督賞、脚本賞と堺雅人の主演男優賞、阿部寛の助演男優賞、富栄ドラムの特別賞という計6部門受賞で、圧倒的な強さを見せた。
4月にスタートした連続テレビ小説「らんまん」(NHK総合ほか)が9月で完結。在野の植物学者を演じた神木隆之介、その妻役の浜辺美波、幼なじみ役の志尊淳がそれぞれの部門で2位に。その演技や脚本が高く評価された。また、あいみょんによる主題歌「愛の花」がドラマソング賞を獲得した。
主人公の高校教師が誰かに突き落とされて死ぬところから始まるタイムリープもの「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)は、教師役の松岡茉優が主演女優賞、いじめを受ける生徒を演じた芦田愛菜が助演女優賞に。オリジナル作ならではの先の読めない展開で引きつけた。
原作のあるドラマでは、池井戸潤原作で、中村倫也と川口春奈が共演した「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)が衝撃的展開で話題に。赤楚衛二と波瑠の顔合わせによる「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)や、知的障害のある女性と心優しい男性の純愛を描いた「初恋、ざらり」(テレ東系)など漫画原作ものも好評だった。
TVerの見逃し配信再生数では「VIVANT」「最高の教師―」が2強。他に王道の青春ラブストーリー「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)もランキング上位に入った。
【PR】お知らせ