ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第84回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞 受賞インタビュー

草彅剛

最終回の赤松とのハグはハードボイルドで好き

「『銭の戦争』は、ちょっと大人の世界観でお芝居できたらと思っていた作品。たくさんの方に見ていただけてとてもうれしいです。撮影に入る前に監督と話した〝熱量〟をみんながブレずに出せたことがいい結果につながったと思います。金庫破りはスリリングでドキドキしたし、復讐に燃えながらも、未央(大島優子)か? 梢か? みたいな恋の要素もスパイスになった。2人ともかわいかった(笑)。
でも一番僕がシビれたのは渡部篤郎さんだったかも。憎くて仕方がないのに自分と似てるという、否定しがたい富生の複雑な心理。最終回の赤松(渡部)とのハグは深くてハードボイルドで好きですね。あと最後、初めて白い衣装を着て札束を前にした富生のラストシーンも。名前が白石だから〝白〟衣装を着たいと言ってて、でも白いコートを着たら白衣みたいで。そしたら監督が『白シャツにしよう』と提案してくれたんです。今までの富生ではない違う人に見えて、いいラストになったと思います。小さな事一つでシーンは変わる。これからもこの世界で頑張れと『たいへんよくできました』をポンと僕に押してくれたドラマです」

銭の戦争

草なぎ剛を主演に、韓国のコミックをドラマ化。金に翻弄された男の人生を描く。証券マンの富生(草なぎ)は、父親が借金を残して自殺したことで全てを失う。高利貸しの赤松(渡部篤郎)の下で働くことになった富生は、恩師の娘・未央(大島優子)と元婚約者・青池梢(木村文乃)を含めた複雑な恋愛関係に陥る。

第84回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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