ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第91回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ザテレビジョン賞 受賞インタビュー

恋ダンス

連続ドラマらしい楽しみをいっぱい詰め込んだドラマにしたかった(那須田淳P)

「恋ダンス」制作の経緯を教えてください
ドラマ「コウノドリ」('15年TBS系)が終わって、星野源くんのコンサートを見に行ったとき、バックダンサーで、演出振付家・MIKIKOさんが率いるダンスカンパニーのELEVEN PLAYが踊られていて、それ見てすごく好きになったんです。連続ドラマらしい楽しみをいっぱい詰め込んだドラマにしたいなと思って、その1つとして、タイトルバックで最後、楽しく終わりたいなと思っていたので、ああいうダンスをやってみようかなと思っていました。それをもちろん、1つの話題にしてほしいなと思っていたんですけど、あんなに話題になると思っていなかったので、慌てて何て名前つけようか?という話になって(笑)。もともとそんな名前までつけてはなかったんですよ。だから、そうだ、「名前をつけなきゃ!」ってなって。最初はエンディングダンスとか、ダンスフルバージョンとかいろいろ考えていたんですけど、〝恋ダンス〟というタイトルをみんなで考えてました。
星野さんのPVと同じダンスで、なかなか難しいと思いますが、出演者の皆さんはかなり練習されたのではないでしょうか?
星野くんのPVはプロのダンサーが踊るじゃないですか?ほぼ同じなので、ちょっと難しいんですよね。でも難しいことに挑戦している姿はいいですよね。みんなだから、覚えるのに大変だし、本当にキレよく踊れるかどうかとか、不安なところはあったと思いますが、面白そうだと思って、みんな頑張って練習してくださいました。プロのダンサーのようにきれいにできなくても、一生懸命、楽しくやっている感じがドラマに合うなと思っていて。ELEVEN PLAYの方に振付の指導をしていただいたり、家でも練習してもらって。それを何回か繰り返して、本番に臨んでいただきました。
〝恋ダンス〟の撮影にはどんな点をこだわりましたか?
最初はどんどん人ふやしていってということは考えてはいなかったんですけど、すごく評判になって、誰々さんも踊ってほしい!っていうご期待をいただいたので、じゃあやろう!ってなりました。藤井隆さんももともと、ダンスがお上手でしたし。新垣結衣さんにセンターにいってもらってカメラ目線でよりとひきを撮っていくことは、表情をちゃんと撮りたいと思っていたのであの形になりました。〝みんなでホームパーティーしたときに撮った動画〟という感じの撮り方が、みんなの表情もでるし、見てる人も楽しいし。プロのダンサーのようにきれいにできなくても、ちょっと慌てても、それが可愛くみえたり。お芝居の撮影の間で、その間にけっこうなカット数をとらないといけなかったので、皆さんには本当に頑張ってもらったと感謝しています。
逃げるは恥だが役に立つ

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彼氏なし、大学院卒だけど内定ゼロ、求職中のみくり(新垣結衣)がひょんなことから会社員・津崎(星野源)と契約結婚をすることになる社会派ラブコメディー。津崎の家事代行として働いていたみくりだが、あるときその職を失いそうになる。困ったみくりは契約結婚を提案。津崎も効率的だとその提案を受け入れる。

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