松下洸平「自分の平熱は36.5度です(笑)」<#リモラブ>インタビュー
今作は登場人物がマスクをするなど、コロナ禍の“今”を映した作品。
「マスクをしながら芝居をするなど今までに経験したことがない現場で最初は戸惑いました。そして改めて感じるのが、芝居をできる環境があることがすごく特別な事だということ。そしてその場を作ってくれる人たちがいることのありがたさです。演じる場所、見てくれる人がいることの大切さと温かさを感じています。感謝しかないです。ちなみに以前では考えられないほど、毎日必ず熱を測っていて、改めて自分の平熱を知りました。ちなみに36.5度です(笑)」
ラブコメ作品に初挑戦中の松下。
「こんなに振り切って演じるのは初めてです。みなさんの演技を見て、僕も頑張らなきゃと思いました。そして今、自分の中で課題となっているのが“個性の出し方”。特に今回、及川さんとご一緒して、役としてなりきっているのはもちろんですが、その中にプラスして及川さんしかできない表現だったり、存在感があると感じていて。その華やかさというか及川さんでしかない何かどーんとした幹みたいなものが、今の僕にはないと思っていて。役になりきりながらも自分らしく見せる個性のようなものを、これから先、手に入れていきたいと思っています。そんな僕の個性の出し方を、及川さんの背中を見ながら学んでいけたら。僕でしかできない演技を見つけていきたいです」
ドラマや舞台だけでなく、今年から音楽活動を再開するなど精力的に活動中の松下。今後、表現者・松下洸平を楽しめる機会も増えてきそう。
「これからも自分が表現したいことに邁進していければと思っています。そのためには私生活と仕事のどちらにおいてもバランスの取れた生き方ができればいいですね。全てにおいて納得のいくものをみなさまに届けていきたいので。これも今後の課題です」