幼少期から人前が好き 演劇部時代は“死ぬ役”が多かった
――古川さんは小さい頃はどんな子だったんですか?
人を笑わせるのがすごい好きで、人前に立つのも好きな子でした。小学校の頃は運動会で応援団長をしたり、やりたいことは積極的にやりたいと言ったり、前に出るタイプだった気がします。
――ちゃんと言えるのは素晴らしい!
はい。やりたいことは今まで全部できていると思います。やりたいことを誰かに伝えることで、叶えられたりすることもありますね。
――幼少期からバレエをなさっていて、お芝居に興味をもたれて演劇部に入った感じですか?
もともとステージが好きだったので、中学校の部活でもステージに立てるものを探していたんです。でも、中学校に演劇部がなかったんです。それで演劇部をやりたいと言っていた友達二人と高校の演劇部の顧問の先生にお願いに行ったら、中学2年生の時に演劇部を作ってくれて、そこから高校も含めて、演劇部に所属していました。
――自分たちで作ったというのはすごいですね。
そうですね。それを考えるとやりたいことを言うというのは、小さい頃から変わってないんだと思います。
――ちなみにどんな演目をやられていたんですか?
演劇部の先生がとても演劇好きだったので、中学生で野田秀樹さんの『赤鬼』や『パンドラの鐘』、別役実さんの『天神さまのほそみち』など、本格的な演劇をやらせてもらっていました。
でも、死ぬ役とかダメージを受ける役とか難しい役を与えられることが多くて。何でいつも死ぬ役が多いんだろう? もっと明るい役をやりたいと思っていましたが(笑)、今はいい役を与えてくださっていたんだなと思います。