池津祥子、上野樹里と2年ぶりの共演に「今回じっくり絡めるシーンがあってうれしかった」<監察医 朝顔>
上野樹里主演ドラマ「監察医 朝顔」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第5話(11月30日[月]放送)に、池津祥子がゲストとして出演することが決定。上野とは「グッド・ドクター」(2018年、フジテレビ系)以来、2年ぶりの共演となる池津が見どころなどを語った。
第5話では、東北のとある街で高齢の女性の遺体が発見される。時を同じくして、朝顔(上野)はたまたま東北の海沿いの街にある母の実家に来ていた。
ひょんなことから、女性の遺体を調べることになった朝顔。自宅の寝室で亡くなっていた女性は、8年前に脳梗塞で倒れてから、ずっと寝たきりだった様子。その母親をずっと介護してきたのが娘の甲田奈々子で、遺体の第一発見者も奈々子だった。
朝顔によると、遺体は死後2日だというが、奈々子が通報してきたのはこの日の朝。なぜ丸1日たってから、奈々子は通報をしてきたのか、奈々子は一体何をしていたのか、疑問が深まる中、朝顔は東北の地で、遺体を解剖することになる。
今作が「東京ラブ・シネマ」(2003年)の第1話以来、17年ぶりの“月9”ドラマ出演となる池津。
「大人計画」にはなくてはならない女優であり、繊細かつ圧倒的なインパクトを残す演技力でドラマに映画に引っ張りだこの個性派バイプレーヤーが、母の介護のためにすべてを犠牲にしてきた娘の姿を熱演する。
池津祥子コメント
――「監察医 朝顔」に出演することになった感想。
第1シーズンをいち視聴者として見ていたので、あの「監察医 朝顔」の世界に参加できる喜びと同時に緊張が走りました。台本を頂いて甲田奈々子という役の背景を知り、さらに身が引き締まりました。
――上野樹里さんとは2年ぶりの共演となりましたが、撮影現場はいかがでしたか?
上野さんとご一緒した「グッド・ドクター」の時は女医と看護師長の間柄で、そこまでの絡みはなかったので、今回じっくり絡めるシーンがあってうれしかったです。
そのシーンについてのお互いの思いを、平野(眞)監督、上野さんとじっくりディスカッションする時間を頂けて、本番は芝居というより朝顔先生はじめ、その場にいた皆さんにいろんな感情をいっぱいもらって奈々子としていられた、そんな時間になったと思っています。
――見どころを。
亡くなった方々にも、今精いっぱい生きている私たちにも、同じまなざしで“個々の命を見つめる”という大切なことを丁寧に描いている作品です。たくさんの方に見ていただけたらうれしいです!