長瀬智也主演×宮藤官九郎脚本の新ドラマに桐谷健太、西田敏行ら出演決定! 「今回もいいキャッチボールができるんじゃないかと」
長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚本を担当する2021年1月スタートのドラマ「俺の家の話」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の追加キャストが判明。長瀬扮(ふん)する主人公・観山寿一を取り巻く個性的なキャラクターとして、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、西田敏行の出演が決定した。
同作は、少し変わった設定の家族が、生きていたら誰もが経験する「人生の関門=介護と相続」など、どの家族にもあるような「悩み」を抱え、どの家族にもあるような「喜び」を感じて生きていく姿を描く新しい形のホームドラマ。
長瀬と宮藤はこれまで、TBSドラマでは「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)、「うぬぼれ刑事」(2010年)でタッグを組んでおり、TBSドラマでは「うぬぼれ刑事」以来のタッグ結成となる。
今回出演が決まった桐谷が演じるのは、寿一(長瀬)の父・寿三郎の一番弟子にして芸養子でもある寿限無(じゅげむ)。長瀬とは「タイガー&ドラゴン」など数々の作品で共演経験があり、今回は能楽の名家の長男と芸養子という間柄で共演する。
また、寿一の弟・踊介(ようすけ)を永山が演じる。踊介は寿三郎の厳し過ぎる指導に反発し、家を出てプロレスラーになった兄・寿一とは真逆で、純粋に「能」を愛している。
しかし、自分には才能がないことを悟った踊介は能の世界で生きることを諦め、それでも父の役に立ちたくて弁護士になった。永山はこれが長瀬と初共演となる。
さらに、江口は観山家の長女であり寿一の妹・舞(まい)を、能楽とは別世界で生きるプロレスラー・プリティ原を井之脇、寿一の別れた妻・ユカを平岩がそれぞれ演じる。
そして、宮藤作品に欠かせない存在の西田が、観山流の宗家であり、寿一の父・寿三郎を演じる。
磯山晶チーフプロデューサーも「西田さんと長瀬くんの掛け合いはフリージャズのセッションのようです。年齢は違いますが、こんなに感性が合っている俳優二人ってなかなかいないと思います」と語るように、「うぬぼれ刑事」で親子役、「タイガー&ドラゴン」では親子のような関係性の落語家の師匠と弟子を演じた長瀬と西田が、再び息の合った芝居合戦を繰り広げる。