渡辺謙、豊川悦司が“執念”のぶつかり合い「人間の力が何かを変えていく」<「逃亡者」インタビュー・後編>
主演・渡辺謙、共演・豊川悦司で描く、「逃亡者」(テレビ朝日系)が12月5日(土)、6日(日)に2夜連続で放送される。
この作品は、1963年からアメリカでテレビドラマとして放送され、その後、1993年にハリソン・フォード主演で映画化された名作の舞台を、現在の日本に移してリメーク。妻殺しの容疑をかけられた揚げ句に逃亡犯になる元エリート外科医の加倉井一樹を渡辺が、そして、彼を執拗(しつよう)に追う刑事の保坂正巳を豊川が演じる。
渡辺謙のオファーで羽鳥アナが登場
――後編では、前編のあらすじを羽鳥慎一アナが実際の「羽鳥慎一モーニングショー」(毎週月~金曜朝8:00-9:55、テレビ朝日系)のセットで解説するのが、とても面白いと思いました。
渡辺謙:ワイドショーという設定で解説するなら、羽鳥くんやってくれないかな? って、僕がプロデューサーにお願いしたんです。ドラマの中の事件は画面の中だけのものになってしまうと熱量が感じられなくなると思ったので、羽鳥くんにやってもらいたいなって。それに現実でもワイドショーでは、事件を何日も追いますしね。
豊川悦司:そうですね。
渡辺:だから、こういう事件が実際に起きたら、絶対ワイドショーが追っかけるよねということでお願いしたら、快く引き受けてくれたんです。
豊川:面白いですよね。斬新だし、リアルだし。
渡辺:リポーターも実際の方で、劇中の捜査場所に言って、リポートしてるんですよ。