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<東京パフォーマンスドール>結成7周年ダンサミ開催! “明るい未来”へ向けて「一緒に前を向いて歩いていきましょう!」

2020/12/07 19:11

久々の有観客ワンマンライブに気合の入ったパフォーマンスを見せるTPD
久々の有観客ワンマンライブに気合の入ったパフォーマンスを見せるTPD※提供写真


数カ月ぶりのお楽しみ、を表現する言葉として「待ちに待った」というのをよく見かけるし、つい使っちゃうことも多いが、これほど実感をこめて使ったことはない。
1月以来、11カ月ぶりの有観客ワンマンライブなのだから、今回ばかりは堂々と使わせてほしい、ほんと待ちに待った…。

オープニングSEが流れるよりずっと前、いつも優しいほほ笑みで迎えてくださる受付の方にお会いした段階で既に感極まってしまった。
恐らく私だけではなく、ソーシャルディスタンスで席に座るファンの方も勝手ながら、同じ思いだったのではなかろうか。

ワクワク感をあおるSEが流れ、チェック×レッドの新衣装に身をまとう6人が現れた。これがこの夏から秋にかけてメンバー6人がフル回転で配信を行ってきたSHOWROOMの“特典”だ。

あまり“星投げ3周”で貢献できなかったが、本当に「一人だけ衣装がない!」という展開にならなくて良かった…。

夢じゃなければ「まあ、私が一番かわいいんですけどね」と誰かが訴えていたような気がしないでもないが、それはさておき。
ちょっぴりセクシーな感じだったり、清楚系だったり、スカートふわふわだったり、6人がそれぞれプロデュースをしただけあって、個性が存分に発揮されていてかわいらしく、耳より前に目が「幸せ」というシグナルを脳に送ってきた。

新生の結成7周年を祝うライブは最新曲の「TALES」からスタート。
メンバーもファンも言っている通り、歌詞を含め新生TPD屈指の“エモ曲”ということもあり、1曲目から泣きそうになったというメンバーもチラホラ。

延期にならず、6月にアニバーサリーを行っていたとしたら披露されなかっただろうから、12月にアニバーサリーライブを行うことになったからこその1曲目だったのかもしれない。

そんなことを思っていると、高嶋菜七の「久々のワンマンライブ!最高の思い出残しましょう!」という元気な声が飛んできて、2曲目「HEART WAVES」へ。

「躍動感」ってこんなにはっきりと目で見えるものなの?と思うくらい、約1年弱の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように会場と配信カメラに向けてレスを送り、歌い踊るTPDたち。
ホールでしかも掛け声禁止という条件もあってか、歌声がよりクリアに響き渡る。

「現状打破でLove you」おなじみの振りもキュート
「現状打破でLove you」おなじみの振りもキュート※提供写真


3曲目は「現状打破でLove you」。久々にじょにーの歌い出し評論家としての意見を書かせてもらうと、もしかしたら今までで最も一目惚れしたかも。(いや、日本語よ)

それも含め、6人全員良かったのは大前提として、個人的には第1部の上西星来の歌声は、これまでで一番心に響いた。

そもそもお顔がラグジュアリーで、日本一美しいデコルテも披露していただいて、ハーフアップ斜めポニー(?)という天下無敵の美貌に釣られなかったのは、その歌声あってこそ。
先日の「Dive/Connect @ Zepp Online」の時もオンラインライブというステージを熟知した動きを見せていたじょにー。“覚醒したプリンセス”へ最大級の賛辞を贈りたい。

コロナがなかったら配信のみでワンマンライブをするという体験もしなかったかもしれないし、前から決まっていたとはいえSHOWROOMイベントなど、SNSでのライブ配信にここまで力を入れることはなかっただろう。それは彼女たちに限らず、だが。

2020年は“配信ならではの魅せ方”というスキルを身に付け、ますますパワーアップしたともいえる。
この先しばらくは現場・配信のダブル体制というライブが続きそうだが、彼女たちにもう怖いものはなさそうだ。

「Collection feat.☆Taku Takahashi(m-flo)」からの、5曲目の「It's Up To Me」では、もはや“伝統芸”のペンライトパフォーマンスから、高嶋・浜崎コンビの美しいハーモニーなど、“変わらぬ日常”も見られ、6曲目の「Counting the Seconds」では、6人の声の重なりに力強さが宿り、決して“ツートップ”ではなく、歌声もグループ全体でレベルアップしていることを感じさせた。

そしてソロ・ユニットコーナー。これもワンマンライブならでは。

この衣装もぴったりハマる赤の流星
この衣装もぴったりハマる赤の流星※提供写真


まずは赤の流星で、ファンも多い楽曲「In the Wonderland」。偶然か必然か、新衣装は赤の流星にも見事にマッチしており、TPDの世界から赤の流星の世界へあっという間に引き込んでくれた。

せっかくショートカット&お腹出し担当も復活したことだし、個人的にはこれを生で聞かなきゃ年を越せないと思っていただけに、流星曲が流れた瞬間にガッツポーズ。
2人になった時の表情がまず素晴らしく、いろいろな経験値を積んだ赤の流星だからこそより“映えて”おり、もう一度赤の流星ワンマンを見たい、と思ったのはきっと私だけではないはず。

モデル活動も絶好調の上西、前日大分にいたとは思えないほど疲れを感じさせない脇あかりによる間奏のダンスも実に頼もしく、後ろを向いた時の背中も自信に満ちあふれていた。

その2人の後ろにすーっと忍び寄るクリスマスツリー…!? いや、ツリーコスのリーダー・高嶋の影。おなじみのソロ曲「Darlin'」タイム。
なるほど、クリスマスライブがない代わりにここで聖夜気分が味わえるのね。クリスマス感あるオーナメントもおしゃれな高嶋が、生歌という唯一無二の贈り物で会場を包み込んだかと思えば、「早めのメリークリスマ~ス!」の声で、サンタ&トナカイ、そして雪だるまの無邪気な3人組が現れ、クリスマス感あふれる「クレイジーコースター」を奏でた。

しかし、「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)でも誰かが言っていたけど、トナカイコスが似合う系女子って最強ですね。橘二葉があえてトナカイをチョイスしたのかは知らないが、さすが最終兵器…末恐ろしい。こんなトナカイがいたら代わりに自分でソリを引くわ。

クリスマス感満載の櫻井紗季、脇あかり、橘二葉
クリスマス感満載の櫻井紗季、脇あかり、橘二葉※提供写真


また、女優としてもメキメキ成長中の“バランサー”櫻井紗季にも触れたい。個人の舞台では2019~2020年にかけて最も幅広い作品で演技経験を積み、間もなく主演女優としての舞台も始まる。

それもあってか「限られた時間の中で覚えないといけないことが多いため、1回1回の集中力がすごい」と、スタッフさんも舌を巻くほどの動きをリハーサルから見せていたそう。
確かに「It's Up To Me」のペンライトを振るときの表情・くねりも目を引いたし、当然「クレイジーコースター」での自由奔放な動きも魅力的。

本当にTPDはライブを見るたびに新しい発見がある。

一転して真っ白な衣装の浜崎がソロ曲「Over the Rainbow」を。冬だけど、彼女の歌声を聞くだけで春先のポカポカ陽気を思い出す。透き通る歌声と元気いっぱいの笑顔で、寒さを吹き飛ばすくらい爽やかな風を吹かせて去っていった。

下に続きます
「東京パフォーマンスドール The 7th Anniversary DANCE SUMMIT」セットリスト
M1:TALES
M2:HEART WAVES
M3:現状打破でLove you
M4:Collection feat.☆Taku Takahashi(m-flo)
M5:It's Up To Me
M6:Counting the Seconds
M7:In The Wonderland/赤の流星
M8:Darlin'/高嶋菜七
M9:クレイジーコースター/櫻井紗季、脇あかり、橘二葉
M10:Over The Rainbow/浜崎香帆
M11:Neo Elements
M12:eyes
M13:Shapeless
M14:Hey, Girls!
M15:Jumpin' Up!
M16:SURVIVAL!!
M17:BRAND NEW STORY
M18:One Day One Life
EN1:DREAMIN'

▼配信リンク(見逃し配信中)
#1 The 7th Anniversary DANCE SUMMIT
#2 誕生30周年キックオフ DANCE SUMMIT with the 1st Generation

東京パフォーマンスドール2021年ワンマンライブ
日程:2021年2月14日(日)
会場:渋谷ストリームホール

東京パフォーマンスドール30周年記念アルバム『20 BEATS 20 TALES』
発売中

■東京パフォーマンスドール 関連リンク
【30周年特設サイト】https://www.tpd30th.com
【公式HP】http://tpd-web.com/
【公式YouTube】https://www.youtube.com/user/tpdSMEJ
【公式Twitter】https://twitter.com/TPD_official
【公式LINE】https://line.me/ti/p/%40tpd_official
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tpd_official/

画像一覧
17

  • 東京パフォーマンスドールが「東京パフォーマンスドール The 7th Anniversary DANCE SUMMIT」に登場
  • 【写真を見る】30周年を記念したTシャツ姿で手を振る東京パフォーマンスドール
  • ライブは最新曲「TALES」からスタートした
  • ダンスリーダーで、ツーリズム別府大使を務める“無邪気日本代表”脇あかり
  • 「現状打破でLove you」おなじみの振りもキュート
  • 久々の有観客ワンマンライブに気合の入ったパフォーマンスを見せるTPD
  • じょにーこと上西星来のパフォーマンスも際立っていた
  • ポニーテールの末っ子・橘二葉
  • クリアな歌声が大手町三井ホールに響き渡った
  • この衣装もぴったりハマる赤の流星
  • クリスマスツリー風のコスプレをした高嶋菜七がソロ曲を披露
  • クリスマス感満載の櫻井紗季、脇あかり、橘二葉
  • 白の衣装で爽やかな歌声を披露したサブリーダー・浜崎香帆
  • 後半戦突入!
  • 「eyes」や「Shapeless」なども白衣装で!
  • ファンが叫べない分、力強い声を響かせた!
  • アンコールでは、ファンから寄せられた横断幕を広げる場面も

関連人物

  • No Image

    東京パフォーマンスドール

  • 高嶋菜七

    高嶋菜七

  • 橘二葉

    橘二葉

  • 浜崎香帆

    浜崎香帆

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