アンジュルム・船木結がグループを卒業「今日、私一番かわいかったんで!」
![メンバーとファンへの感謝の手紙を読み上げる船木](https://thetv.jp/i/nw/1013695/10115092.jpg?w=1284)
船木結 手紙全文
本日12月9日をもって、私、船木結はアンジュルムおよびハロー!プロジェクトを卒業します。今日は皆さまにお手紙を書いてきたので、読みたいと思います。
これまで卒業していくメンバーの姿を見てきて、昨日の寝る前は何を思ったのだろう? 明日の朝は何を思うんだろう? そして今この手紙を読んでいる時間は何を思いながら読んでいるのだろう?と疑問に思っていました。
ですが、そんな私にもついについについについにこの手紙を読む時がやってきました。正直、自分が卒業する立場にいるこの状況、めちゃめちゃ面白いです(笑)。そして、改めてこうして皆さまと一緒にこの日を迎えられたこと、心からうれしく思います。本当にありがとうございます!
小さい頃からアイドルになりたかった私。もちろんお花屋さんやケーキ屋さんを夢見た時期もあったけれど、右手にはマイクを握りしめキューティーに踊っていた4歳の頃の私は、既にアイドルの片鱗をのぞかせていたのかもしれません。
このハロー!プロジェクトという場所ではたくさんの非日常な日常と鮮やかな出会いを頂き、その経験により船木結という人間が作られたように思います。おかげで身長以外はすくすくと成長していきました(笑)。
そして、そんな私をここまで支えてくださったファンの皆さま。ブログの更新率がちょっぴり控えめな私ですが、気まぐれで2日連続更新した日には逆に「体調大丈夫?」と心配してくださったり。自分の姿が誰かのエネルギーになることが、こんなにも幸せなことなんだということを、ペンライトの光景とともにたくさん教えていただきました。
ライブやイベントに足を運んでくださった方はもちろん、自粛中に船木結の沼に片足を突っ込んだのに「もう卒業発表してるんかい!?」となった方など、会えても会えていなくても応援してくださった全ての方に感謝します。本当に本当にありがとうございました!
そして、この約5年間はカントリー・ガールズ、アンジュルムとすてきな出会いたちばかりでした。先輩グループだったアンジュルムさんから自分のグループであるアンジュルムに変わった時期は慣れないことだらけでたくさん迷惑も掛けてしまったのに、そんな私に表情一つ変えず寄り添い、常にどしんと構えてくれていたみんなに、たくさんたくさん救われていました。ありがとうございます。
お仕事終わりに2列になって帰る後ろ姿や、電車のホームで「帰りたくないな」を口ずさむ私を軽くあしらいながら必死にブログを書いてるみんなの表情。でも、その決まり文句がないとちょっと寂しそうなところ。日常の中にあまりにも思い出があふれ過ぎています。
そんな何げない日常の中には、常に「大好き」という言葉が当たり前にあって、そんなアンジュルムの空間が温かくて温かくてとても心地良かったです。
グループだから好きや嫌いで表せられるような単純なものではないけれど、その全ての思い出が大好きでアンジュルムに出会えて良かったと心から思います。アンジュルムが大好きです!
そんな魅力的なメンバーにたくさんの影響を受けて、今の自分があるからこそ今後もいろんなものに染まり新しい自分を見つけていきたいと思います。
改めてたくさんの方に支えられてここまで来れました。出会ってくださった全ての方に感謝します。本当に本当にありがとうございました!
2020年12月9日船木結
取材・文=宮澤祐介
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