逆境に立ち向かうSnow Manに密着! 宮舘涼太「つらい事も乗り越えてきたSnow Manだからこそ」<RIDE ON TIME>
稽古が始まったのは7月。長い自粛期間を経たメンバーの体は、激しい稽古に悲鳴をあげる。渡辺翔太は「1年前とかよくこんなに動けていたなと、俯瞰(ふかん)で見られるくらい別人の体になっている。それくらい焦りを感じた」と不安を語った。
舞台を映像化するにあたり、メンバーの表情や動きを臨場感あふれるものに仕上げるため、さまざまな演出が練られた。9人全員で殺陣を繰り広げる「九剣士」では、メンバー随一のアクロバット能力を誇る佐久間大介が、大きく跳躍するシーンが用意されていた。
足元の装置を踏み込むことで体が数メートル上に押し上げられ、タイミングが合わないと大けがにつながる。佐久間は「最初は何をやるにもアクロバットは怖い。やっていくうちに恐怖心がなくなる。恐怖心に勝つのが一番大事なこと」と話し、何度も練習を重ねる。
鮮烈なデビューを果たし、華々しい活躍が期待されていた9人を襲ったデビュー公演の中止という逆境。出口の見えないコロナ禍で、新しいエンターテインメントを届けるため過酷な挑戦を続けるSnow Manに密着し、彼らが壁に立ち向かう姿に迫る。