賀来賢人「池杉は素直でかわいいから好きです!」
現在放送中の「スーパーサラリーマン左江内氏」(毎週土曜夜9:00-9:54日本テレビ系)で、堤真一演じる左江内の部下・池杉を演じる賀来賢人。毎回、はっちゃけた演技で注目を集めている。今週末(2月25日)の放送の第7話では、なんとスーパーヒーローに! そんな賀来に、池杉というキャラクターや第7話の見どころなどについて聞いた。
――撮影も終盤に差し掛かりつつあるかと思いますが、改めて今回賀来さんが演じる池杉についての印象を教えてください。
とにかく自分のことをイケてると思っているに尽きますね(苦笑)。
――池杉のキャラクターは福田(雄一)監督と話し合って、作り上げたんですか?
福田さんと何度かご一緒させていただいていたので、「今回はこういうキャラクターかな」というのが何となくありました。 (佐藤)二朗さん、ムロ(ツヨシ)さん、(中村)倫也くん、(高橋)克実さんなどすごく実力のある方たちがいらっしゃる中で、皆さんそれぞれ特徴のあるキャラクターになり、その中で池杉もすごくいいキャラクターにしていただいたので良かったなという感じです。
――ドラマではクールな役が多かったイメージでしたが、今回はすごくはっちゃけた役で驚きました。周りの方の反応はいかがですか?
全く、同じです! 舞台でははっちゃけた役を結構やらせていただくのですが、映像ではこういった役があまりなかったので、今回そういった一面を皆さんに知っていただけて良かったなと思っています。いい反響を頂いたので。あとは、福田さんのおかげだと思っています。僕が思い切りやっても福田さんが面白くしてくださるので…「何をやってもいいや!」くらいの信頼感がありました。福田さんも「何してもいいから、ムロさん、二朗さんを超える気持ちでやって!」という感じだったので、思い切ってやらせていただけました。
――池杉のキャラクターと賀来さんの似ている部分や共感できる部分はありますか?
共感できる部分はないです (苦笑)。でも、男の子なら格好付けたいっていうのがあると思うんです。(池杉は)それが行き過ぎちゃっただけなのかもしれませんね。でも、本当は素直でかわいいんですよ。左江内さんにいくらひどいことをした時にも「ごめんなさい」って謝るとか、人間くさいところもあるので、僕は好きです。このドラマの登場人物は、いとおしくなってしまう人が多いんです。だから、見ていても演じていても楽しいです!
――第7話では池杉がスーパーサラリーマンになりますが、スーパースーツを着ていかがでしたか?
うれしかったです。興奮しました。なかなか着る機会がないですからね。着心地がいいんですよ! 堤さんのスーツに“池”マークを貼っているだけなんですけど。体のサイズもほぼ同じで、すごく着やすかったです。
――第7話の撮影で印象に残っているシーンはありますか?
ワイヤーアクションがあって、ぐるぐる回ったりしたんですけど、思いのほか体がついていかなくて…。改めて「ちゃんとトレーニングをしなきゃ」と思いました。なかなかこつがつかめなくて、結構、筋力が必要なんです。
――もし、賀来さんが実際にスーパースーツを使えるなら、どんなふうに使いたいですか?
空を飛んでいろいろな場所に行きたいですね。今回、空を飛ぶシーンがあって飛んだんですが、飛んでいると、子供たちが目をキラキラさせて「あっ、スーパーマンだ!」って見るんです。それが、ヒーローのシンボルなんだなと思いました。
――ちなみに、賀来さんにとってのスーパーヒーローは、どなたですか?
バスケットボールのコービー・ブライアント選手かな。
――コービー選手のどんなところが魅力的ですか?
ずっと応援していて、コービーが来日した時に会うことができました。その時、僕はコービーが着ているすごくレアなユニフォームを友達と着て行ったんですが、コービーが僕たちのことを指差して、「ああいうコアなユニフォームを着てくれるファンが居るだけで、僕は頑張れるんだ!」みたいなことを言ってくれて…感動しましたね。オールスターのユニフォームだったのかな!? それで、余計大好きになっちゃって…。引退試合を見て泣きました。
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