2020年の正月に放送され、大きな反響を呼んだ「教場」の第2弾となるスペシャルドラマ「教場Ⅱ」(フジテレビ系)が、1月3日(日)、4日(月)に2夜連続で放送される。第1弾と同じく、木村拓哉が警察学校の冷徹な教官・風間公親(かざま・きみちか)を演じ、警察官として“適性のない人間”をふるい落とすため、トラブルを抱えた生徒は容赦無く切り捨てていく。そんな厳しさの中にも教官としての使命感と、生徒たちへの愛情がある風間の姿を描き出す。
「教場Ⅱ」では「風間教場200期」の生徒が登場。生徒を演じるのは濱田岳、上白石萌歌、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、目黒蓮(Snow Man)、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良、樋口日奈(乃木坂46)の11人。その中で、誰にでも人当たりの良い優等生の伊佐木陶子(いさき・とうこ)を演じる岡崎は、所作訓練に入るタイミングで長かった髪をバッサリと切り、役に挑んだという。そんな撮影現場の裏話と作品への思いを聞いた。
ここまで(髪を)短くしたことがなかった
――だいぶ髪を短くされましたね。
はい。役のために髪を切るのも初めてでしたし、ショートにしたのも初めてでした。ここまで短くしたことがなかったので、自分に似合うのか想像がつかなかったので、美容師さんに似合うように切ってくださいとお願いしました(笑)。
――所作訓練はいかがでしたか?
撮影の1カ月ぐらい前から訓練に入って、みんなで行進や、持ち物の点検訓練をしたりしました。点呼訓練などもありましたが、行進と点検の訓練が主でした。訓練を受けている時は、もう警察学校に入学したような気持ちでいたので、ドラマの撮影がまだこれからだと気付いた時にちょっとハッとしました(笑)。
実際体験してみて、警察官の方がここまで大変な訓練をしていることを体験して初めて知ったので、世の警察官の方々をより尊敬しましたし、一人一人に「どういう思いで警察学校に入ったんですか?」とか、「どうして警察官になろうと思ったんですか?」と聞きたいと思いました。歩いている時に交番や警察署があると、どんな方なのかな?って、つい見ちゃいますね(笑)。