<麒麟がくる>吉田鋼太郎も納得の“松永久秀”最期に「すばらしい死に際の台本をいただいた」
長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、光秀に大きな影響を与えた戦国武将である松永久秀を演じる吉田鋼太郎がコメントを寄せた。吉田演じる久秀は、主に畿内を中心に勢力を広める戦国武将で、軍事政治両面で力を発揮し、荒々しく、したたかな人物だ。1月10日に放送される第40回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」では、大坂本願寺攻めの最前線から、久秀が逃亡をはかり、光秀(長谷川)ら織田方は衝撃を受ける。伊呂波太夫(尾野真千子)の導きで光秀は松永と会い、なぜいま離反するのか問いただすシーンが放送される。
これまで松永久秀を演じてきた吉田は「松永久秀は非常に謎に包まれた人物ですから、収録が始まる前は、演じるのは大変だなと心配だったんです。ところが、いざ台本を読むと、松永の描かれ方が非常にはっきりしていました。飄々(ひょうひょう)としていて何を考えているか分からないような、実に人間味のある人物として描かれていたので、演じる方としてはとてもやりやすかったですね」と振り返った。
また、これまで“悪役”として描かれることが多かった久秀を演じる上で大切にしたことを吉田は「僕としては、台本通りに演じただけですが、やるからには今まで見たことがないような松永像、あるいは型にはまっていないような武将が演じられればという思いで臨みました」と明かし、続けて
吉田は「あと心がけたことと言えば、長谷川君を大事にすること、好きになることですね。そもそも役者・長谷川博己は、この作品でご一緒する前から大好きでしたので、これだけ長きに渡ってお芝居をさせていただき、役者としても存分に楽しませていただきました」と語った。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送