レジェンドが登場!
「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集合!!」からは、五色田介人/ゼンカイザー役の駒木根葵汰、そして、1975年から1977年にかけて放送されたスーパー戦隊1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」で初代レッドである海城剛/アカレンジャーを演じた誠直也が登壇した。
スーパー戦隊の過去44作の“レッド”が登場する今作に対し、駒木根は「小さい頃から戦隊を見ていた身としてすごく感情が高ぶりました。ズルをしてしまった感覚なんですけど(笑)、過去の先輩たちの素晴らしさ、やってきたことの重みもしっかり引き継げたかなと思います」とテンションも高め。
誠は「ほぼ半世紀前なので、なんとも言えない感無量な感じがありましたね。これが45作目? じゃあ50作目に杖をついてでも参加できたら。その時はよろしくお願いします(笑)」と戦隊シリーズへの愛情を表した。
司会者からの「スーパー戦隊という作品から受け取ったものは?」という質問を受け、小宮は「憧れ、夢を教えてもらった一年でした」と回答。
壇蜜は「私は敵役から得たことが3つあります。一つはみんなで突き進んでいける団結力の大切さ。2つ目はみんな事情があって、みんな戦う理由があるんです。どうして勝てたんだろう? これからどうなるんだろう? という背景を見る大切さ。一番大事なんですけど、3つ目は“変身の最中は絶対に攻撃してはいけない”というフェアプレーの大切さ」と答えて、共演者たちを和ませた。
一ノ瀬は「挑戦する勇気」、長田は「ナダという役は一人では成立しなくて、周りに仲間がいるから大きなものを乗り越えられた。それが収穫でしたし、どんな時も諦めない不屈の精神が大切ということ」と答えた。
宮原は「私は空手を習っていたんですけど、“戦隊”を見て『みんなみたいに強くなるんだ!勝つんだ!』って思いながら試合に行ってたので、その作品に出られることがすごくうれしいです」というエピソードを披露。
3月からテレビシリーズも始まる駒木根は「ヒーローとして自分がしっかりと演じることで連鎖となっていくと思うので、誠さんから始まったスーパー戦隊をもっともっと歴史あるものにして、自分もその一人になれたらうれしいです」と意気込みを語った。
それを受け、誠は「本当に皆さん素晴らしい回答というか、感性を持っていると思いました。基本、対象は子どもなんだよね。子どもはごまかしが効かないから、そこだけ踏まえておけば思い切りやって良いと思う。小手先はダメ。本気でいかないと」と後輩にアドバイスを送った。
「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」は2月20日(土)公開。
◆取材・文・撮影=田中隆信
2月20日(土)全国公開
『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビーバップ・ドリーム』
キャスト:小宮璃央、木原瑠生、新條由芽、水石亜飛夢、工藤美桜、庄司浩平、古坂大魔王、壇蜜ほか
『騎士竜戦隊リュウソウジャー特別編 メモリーオブソウルメイツ』
キャスト:一ノ瀬楓、綱啓永、尾崎真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、宮原華音、長田成哉ほか
『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』
キャスト:駒木根奏汰 声の出演:浅沼晋太郎、梶裕貴、宮本侑芽、佐藤拓也
声の出演:福圓美里、中田譲治、鈴木達央、関智一、神奈延年、潘めぐみ、細貝圭、入江甚儀、誠直也
公式HP:movie-ranger.com
映画公式Twitter:@toeiHERO_movie
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