新田真剣佑、佐藤健との激しいアクションで「体が耐えきれず、一瞬歩けなくなりました」
新田は「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」からの参加になり、2作品に大きく関わる剣心の“十字傷の謎”を知るシリーズ“史上最恐”・縁(えにし)を演じる。
「作品のいちファンとしても、最新作を楽しみにしていました」とあいさつした新田。「1作目の時は14歳。ファンだったので、いざ撮影現場に入った時は『うわ~!本物の剣心だ』と思いました」と、撮影当時の心境を興奮気味に説明。
佐藤演じる剣心との迫力あるアクションシーンを繰り広げるが、「これほど自分の能力を生かせる役、現場に携われたことは、役者としてうれしいことだなと思います」と感慨深い様子で告白。
大友監督に2年前に会った際、「この作品でアクションを見せるまでどこで見せないで」と言われたそうで、「その代わり、(アクションの能力を)全部見せられるようにしようと思って。僕ができる全てをやりました」とやり切った様子。
それを頷きながら聞いていた佐藤は、新田について「もともと体は動く方ですけど、現場での向き合い方が非常に素晴らしかったですね。ストイックなんですけど、度が違う。体の作り方にかける思いがすごくて、本番が始まる10秒前までずっと筋トレしてるんです。腕が太かった」と絶賛した。
イベントでは、キャスト陣がオンラインでつないだ「るろうに剣心」の世界中のファンからの質問に直接答えるトークセッションもあり、佐藤と新田に日本人の女性から「撮影の時にハプニングはありましたか?」という質問が。
新田は「あんまり大きい声では言えないんですけど、アクションシーンでちょっとしたハプニングがありました」と前置きし、「あまり面白くないんですけど、歩けなくなりました」と驚きの答え。
心配する司会者に、「アクションシーンがすごく激しいんです。体が耐えきれなかったみたいで、一瞬歩けなくなりました。でも今はすっかり治ってます」と笑顔を見せながら当時の状況を説明していた。
また、「撮影中に平成から令和になりました。ちょうど最後のアクションシーンを撮影している時で僕と健さんがいて」と打ち明け、佐藤も「『次の元号は“令和”です』っていうのを助監督の方の声で聞きました」とエピソードを披露。
すると、大友監督が「令和に変わった景気付けに、(アクションでセットの)あるものを壊してたよね。2人(佐藤と新田)でやってるシーンなので、映画を見て確認してください」と笑顔でアピールしていた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
4月23日(金)全国ロードショー
映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」
6月4日(金)全国ロードショー
原作:和月伸宏「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ コミックス刊)
製作:映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
制作プロダクション・配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
オフィシャルサイト:http://rurouni-kenshin.jp
■シリーズの集大成!映画『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』10周年記念特別映像