三浦貴大に中村優一がジェラシー「僕も頑張らなければとホテルで…」<大綱引の恋>
2020年3月に急逝した佐々部清監督の遺作映画「大綱引の恋」が、5月7日(金)から全国で公開。佐々部清監督一周忌追悼上映イベントが3月29日に都内で開催され、主演の三浦貴大をはじめ、比嘉愛未、松本若菜、中村優一、升毅、石野真子、西田聖志郎が登壇した他、知英とAIがビデオレターで参加した。
同作品は、鹿児島・薩摩川内市に420年続く勇壮な“川内大綱引(せんだいおおづなひき)”に青春をかける鳶(とび)の跡取り・有馬武志(三浦)と、甑島の診療所に勤務する韓国人女性研修医のヨ・ジヒョン(知英)との切ない恋と、二人を取り巻く家族模様を描く作品。家族愛をテーマにした作品を世に送り出し続けた佐々部監督により、二人の恋愛を通して「結婚とは?」「家族とは?」に迫る。
太さ40センチの綱を引き合う大綱引きで一番太鼓を務めた三浦が「練習はずいぶんしました。見た目以上に大変」と苦労をにじませると、中村は「でも、初日の練習から貴大さんはたたけて、一番太鼓経験者のコーチも『あんなに早くはたたけない』と褒めていました」と告白。
「そんなことを言われたら僕も頑張らなければと、ホテルに帰って枕をたたいていました」と明かしたが、それに三浦が「僕も同じことをしていました」と笑い、「酒を飲んでいただけではないんですよ」と胸を張っていた。
その練習の成果もあり、祭りシーンに比嘉は「迫力が違う。本物を見ている感覚。努力が伝わって、格好良かった」と褒めると、中村も「三浦君のスナップは上手で、主演のスナップは違うと思いました」と絶賛。悔しがる中村に、三浦は「でも、佐々部監督は初号を見終わったときに『優一の方が良かった』と言っていたよ」と優しくフォローしていた。
イベント終盤では、「大綱三本締め」を太鼓で披露。三浦の音頭により男性陣が太鼓をたたき、映画のヒットを祈願した。
映画「大綱引の恋」
5月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国公開
出演:三浦貴大、知英
比嘉愛未/中村優一、松本若菜、西田聖志郎、朝加真由美、升毅、石野真子
金児憲史、金井勇太、伊㟢充則、安倍萌生、月影瞳、小倉一郎
恵俊彰(友情出演)、沢村一樹(友情出演)
監督:佐々部清
主題歌:AI「Story」
企画・原案:西田聖志郎
脚本:篠原髙志
公式サイト:https://ohzuna-movie.jp/
(C)2020映画「大綱引の恋」フィルムパートナーズ