閉じる

映画「ひるなかの流星」三浦翔平「亜嵐とは圧倒的に体力の差を感じました(笑)」

2017/03/08 11:00

女子中高生の“初恋のバイブル”とされる人気のやまもり三香による漫画を映画化した「ひるなかの流星」が3月24日(金)より公開される。田舎育ちでピュアなヒロイン・与謝野すずめを永野芽郁が、彼女が恋する高校教師・獅子尾を三浦翔平、すずめに思いを寄せるクラスメートの馬村を白濱亜嵐が演じる。

原作を忠実に再現した胸キュンが満載の映画「ひるなかの流星」キャスト陣によるリレー連載の第2回は、“大人の余裕”で主人公・すずめを魅了した獅子尾五月(ししお・さつき)役の三浦翔平のソロインタビューをお届けします!

映画「ひるなかの流星」で主人公・すずめ(永野芽郁)が恋する高校教師・獅子尾を熱演した三浦翔平
映画「ひるなかの流星」で主人公・すずめ(永野芽郁)が恋する高校教師・獅子尾を熱演した三浦翔平撮影=大石隼土


大人はみんなずるい(笑)


――三浦さん演じる獅子尾先生は、さりげなく頭ポンポンしたり、とにかくキュンキュンさせっぱなしでした。“それ、ずるいな~”と思うシーンも多かったと思いますが…。

そうですね、大人はみんなずるいですからね(笑)。

――大人の余裕を感じさせつつも、「恋をするときめきを思い出す」みたいな役だったと…。

原作が漫画なので、(先生と生徒の恋)実際にはあまりあり得ないことだとは思うんですけど、常識だけではなく、その自分の心が勝ってしまったときと、自分の気持ちを抑えなきゃいけないときと、っていう思いのはざまで葛藤して、その場の最適な言葉を選んでるのが獅子尾かなと感じます。難しい面もありましたが、すごく楽しんで撮影ができました。

――すずめも、とても魅力的な女のコでした。

すずめはいい意味でも悪い意味でもピュア。真っ白なキャンパスのような彼女が恋を知って、大人になっていく。そんなすずめの成長が魅力であり、獅子尾も彼女のそういうところにひかれていったんじゃないかな。

――永野芽郁さん、白濱亜嵐さんとは初共演ですね。

顔合わせのときに初めて会ったのですが、芽郁ちゃんはしっかりしてるんだなぁと思いましたね。亜嵐はテレビで見てた人だって。GENERATIONS。きょうの取材で久々にお会いしましたが、こないだライブにも行かせてもらいました。

――三浦さんと白濱さんは、先生と生徒で恋のライバルですけど、現場はどんな感じでしたか

亜嵐とのシーンは、そこまで多くなかったんですよね。初めの一緒のシーンが一番バチバチするシーンだったんで、それが先に終わったので、あとは仲良く…(笑)。

――青春の要素がいっぱいの作品ですね。

体育祭のはちまきとか。もうあれは身に付けてるだけでちょっとね、(青春時代を)思い出しました。

――三浦さんが一番大人ですが、年齢差みたいなものは感じましたか?

亜嵐においてはリレーのシーンがあったんですが、やっぱり普段動いてる分か、圧倒的に体力の差を感じました(笑)。あと、よく食べますね。芽郁ちゃんは若いっていいなって、もう常に思います。だって何でもできるじゃないですか。これから20歳を超えてくると、ちょっとずつ大人として見られてきて、嫌だなって思うことが勝ってきたり、疲れてくるわけよ、体が(笑)。

――でも、永野さんも白濱さんも頼りになるとおっしゃってます。

現場で監督といろいろ話すことが多かったからかな。あとは、自分にカメラ向いてないときでも、芽郁ちゃんがちゃんと、自然と演技できるようにはね、やらないととは思っていたので、そう思ってくれたのかな。

すずめの魅力を「すずめはいい意味でも悪い意味でもピュア」
すずめの魅力を「すずめはいい意味でも悪い意味でもピュア」撮影=大石隼土


エンターテインメントをもっと向上させたい


――ちなみに、映画のタイトルに“流星”とありますが、流れ星にお願いしたいことはありますか?

身近なもので言えば、映画をもっとやりたい。世界的な目で見ると、テレビドラマは日本国内でしかやってないから。あとは、日本エンターテイメントの向上。役者としてとか、そういうことじゃなく、クリエイティブな製作もやりたいし。例えば、今の日本の役者は映画とドラマ、ムービー俳優、舞台俳優と別れているけど、そうじゃなくて、エンターテインメントとして全体的に大きくなっていきたいなと。そのために今後、自分の力をつけるのはもちろんだけど、これから出てくる才能のある若者がどういう場所でもっと活躍できるのかという道を、今の俺たちが数十年したときに作ってあげられているのか。それを考えて、今、やるべきことは何なのかというのをやってます。

――そのために、今、やるべきことは何なんでしょうか?

役者仲間でもそういうことを話したりしますけど、今はプロダクションが個々にあるから、それをうまく協力していかないと、とは思ってますね。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

みうら・しょうへい='88年6月3日生まれ、東京都出身。ドラマ「好きな人がいること」('16年フジ系)や、「奪い愛、冬」('17年テレビ朝日系)などに出演
スタイリスト=根岸豪/ヘア&メーク=清水恵美子(マロンブランド)

映画「ひるなかの流星」
3月24日(金)公開
原作=やまもり三香/監督=新城毅彦/脚本=安達奈緒子/
出演=永野芽郁、三浦翔平、白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)ほか
配給=東宝
「公式サイトへ」
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社

◆ザテレビジョンからのお知らせ◆
3月1日より毎週水曜更新で、映画「ひるなかの流星」キャスト陣によるトーク連載がスタート!

画像一覧
5

  • 映画「ひるなかの流星」で主人公・すずめ(永野芽郁)が恋する高校教師・獅子尾を熱演した三浦翔平
  • 【写真を見る】こんな先生がいたら誰でも好きになっちゃう!?
  • “大人の余裕”ですずめを魅了する獅子尾を演じて「すごく楽しんで撮影ができました」
  • すずめの魅力を「すずめはいい意味でも悪い意味でもピュア」
  • 「体育祭のはちまきは青春時代を思い出しましたね」を振り返る

関連人物

  • 三浦翔平

    三浦翔平

  • No Image

    永野芽郁

  • No Image

    白濱亜嵐

  • 山本舞香

    山本舞香

  • 【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

  • 【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

  • 【冬アニメまとめ】2024年1月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【冬アニメまとめ】2024年1月期の新アニメ一覧

  • 【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

    投票〆切は4/5!第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

もっと見る