MC陣が子役の演技に釘付け!
続く、第2の部屋のお題は「子役に愚痴を言わせてみて!」。子役に“愚痴”となるせりふを伝え、演技してもらうことでMCたちを笑わせる。せりふの言い方など、細かいニュアンスが表現できない分、プレーヤーは苦戦するかと思いきや、ここで登場する子役の演技力が抜群。
子役に対し、山崎は「優勝でいいんじゃない?」、バカリズムは「この子が一番面白い(笑)」と釘付けになる。
第3の部屋は「ニセの催眠術にかかったフリをしてみて!」。挙手ではなく、バカリズムに指名された者が解答者となり、一人ずつ違うお題(睡眠術の内容)が出される。さらに、催眠術師のカウントに合わせてかかったフリをするため、瞬発力をはじめ、お笑いに必要なさまざまな力が問われる。
今まで以上にピリッとした雰囲気のこの部屋では、プレーヤーたちの底力をとことん見せつけられ、彼らには酷だが「もっと何周もしてほしい!」と思ってしまった。
そして最後は、猛者3人が“脱出”を懸けて、再びエキストラを目の前にしたリアルな大喜利で勝負する。
終盤では、プレーヤーの胸に付いているネームプレートの写真の秘密も明らかになる。一人一人の胸元にも注目しながら、番組を見てほしい。第1弾を見た人であれば、余計、納得の写真になっているはず。
また、番組全体で言うと、蛙亭の岩倉美里扮(ふん)する家政婦が、この“過酷なゲームを開催する屋敷の家政婦”にぴったりの雰囲気をまとっていた。岩倉は、MCからの指示に従い、プレーヤーたちに無表情でむちゃくちゃな言葉を掛ける。大喜利以外の時間も面白いやり取りが展開されるので、目が離せない。
「お笑い脱出ゲーム2」は、4月24日(土)夜9時から放送。
◆文=M