上白石萌歌が連続ドラマ初主演作で同級生の死に立ち上がる高校生を熱演! 「真実とは何か、偽りとは何か、正義とは何かを必死に問う物語です」
宮部みゆきの傑作ヒューマンミステリーをドラマ化した連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」が、2021年秋よりWOWOWにて放送・配信されることが決定。併せて、連続ドラマ初主演となる上白石萌歌が本作の主演を務めることも明らかになった。
名実ともに日本を代表する作家・宮部みゆきが、構想に15年、執筆に9年もの歳月を経て完成させた超大作「ソロモンの偽証」。バブル崩壊直前の中学校を舞台に、ある生徒の転落死に端を発した“学校内裁判”の様子をスリリングに描いた本作は、“ミステリーの金字塔”として語り継がれている。
2015年には成島出監督によって映画化され大きな話題となった本作が、今回満を持して連続ドラマ化。脚本の篠崎絵里子、監督を務める権野元ら、同じく宮部原作の「連続ドラマW 楽園」(2017年、WOWOW)の制作チームが再集結し、WOWOW開局30周年記念作品として制作される。
原作では1990年代の公立中学校を舞台としているが、今回のテレビドラマ版ではSNSが普及する現代の私立高校に舞台を変更。より生々しく展開される物語を、全8話という長編で“宮部ワールド”の世界観を丁寧に描き出していく。
前代未聞の学校内裁判を主導する高校生・藤野涼子役を演じるのは上白石萌歌。2012年に「連続ドラマW 分身」(WOWOW)にて女優デビューを果たした彼女が、約9年ぶりのWOWOWドラマ出演となる本作で、連続ドラマ初主演を飾る。
一人の同級生の転落死に疑問を感じ、大人たちの様々な思惑に翻弄されながらも“学校内裁判”で真実に迫るという役柄を上白石がどのように演じるのか。そして、謎に満ちた事件の真相とは。原作以上に現代社会への警鐘とも言える物語となる本作に期待しよう。
連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」あらすじ
クリスマスの朝、藤野涼子(上白石萌歌)は雪の積もった校庭でクラスメート・柏木卓也の死体を発見。警察や高校が自殺と断定する中、涼子のもとに“同級生・大出俊次らによる殺人”を告発する匿名の手紙が届く。自殺か他殺か、柏木の転落死をめぐってマスコミやSNSが騒ぎ始める。
校長の津崎正男は事態の収束を図るが、さらなる事故が起きてしまう。不可解な出来事が次々に起こる中、大人たちの対応に納得できない涼子は、謎の他校の生徒・神原和彦と共に立ち上がることを決意。「裁判をしませんか。私たちで」という涼子の呼びかけから、前代未聞の学校内裁判が始まる…。
2021年秋スタート(全8回)
WOWOWプライム、WOWOW 4Kにて放送(※第1話無料放送)
WOWOWオンデマンドにて配信
https://www.wowow.co.jp/drama/original/solomon/