アンナの父失踪の謎に迫るサスペンスフルな展開が増す
そんななかで、今回の依頼を栗田が受けたのは、事件の舞台である女子高に近づくため。失踪中であるアンナの父・始(仲村トオル)の行方につながるヒントを見つけようとしている栗田と風真。始の失踪に関わっていると思われるのが、この女子高の出身者である菅容子(今村美乃)だった。
しかし、栗田が校内で探し出した資料は、肝心な部分が先回りした何者かによって破り取られていた。第2話で「カンケン、カンヨウコ」という言葉が出ていたが、菅容子は菅研究所の所長を務めている人物。高校時代は遺伝子の勉強をしていたことも本話で明かされた。
毎話のなかにちりばめられてきた謎がつながり始めているが、事件の黒幕なのか、不穏な動きが見られたことで、20年前につながる大きな事件のサスペンス要素が増してきた。
本話で登場した姫川もチームネメシスの一員となるが、おそらく始の謎にも関わるだろう多彩な顔触れがそろっていくことにワクワクもする。ポンコツとはなっているものの謎の職歴が次々に明かされる風真も気になるところ。後半戦に向けてSNSでは黒幕の考察も盛り上がり始めている。
5月9日(日)放送 第5話あらすじ
アンナが偏愛する謎の料理店、Dr.ハオツーの料理人・リュウ(加藤諒)が長年取引をしているブランド魚“天狗サーモン”の養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、崖から転落して死亡した。リュウはその死に疑問を感じ、ネメシスに駆け込む。アンナ、風真、栗田は事件調査のため潮の家族が住む山奥の村へと向かう。
そこにいたのは、潮の長男・一魚(野間口徹)、次男・二魚(大鶴佐助)、三男・三魚(堀家一希)の三兄弟に、潮の義弟・洋(渋川清彦)、潮の後妻・郁子(ともさかりえ)で、全員に殺人の動機があった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
毎週日曜夜10:30-11:25
日本テレビ系で放送
【番組HP】https://www.ntv.co.jp/nemesis
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