鈴木亮平主演ドラマ「レンアイ漫画家」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)、5月20日に放送された第7話では、恋愛が苦手が天才漫画家・刈部清一郎(鈴木)が恋愛にトラウマを抱えることになった衝撃の過去が明かされた。その“過去”を背負うのが、映画「MOTHER マザー」(2020年)で鮮烈な鮮烈な俳優デビューを飾った奥平大兼だ。
清一郎が恋愛をしない衝撃の理由が判明
「レンアイ漫画家」は、漫画一筋で恋愛が苦手な天才少女漫画家・清一郎と、夢無し、彼無し、仕事無しの崖っぷち女子・久遠(くおん)あいこ(吉岡里帆)が織りなすラブコメディー。
“まともな幸せは作家をダメにする”と思い込み、孤独な引きこもり生活を送っていた天才漫画家「刈部まりあ」こと清一郎は、リアルな恋愛が描けず困り果てていた。そこで、偶然出会ったあいこに漫画のネタのための疑似恋愛を依頼する…というストーリー。
7話では、そんな清一郎が恋愛にトラウマを持つきっかけが描かれた。かつて清一郎といい雰囲気だったはずの女性・美波が、実は清一郎の気持ちを知りながら清一郎の弟・純とも思いを通わせており、純の子を妊娠してしまったという。それがきっかけで、清一郎にとって恋愛は“するもの”ではなく“描くもの”になったのだった。その時の子どもが、今引き取って育てているレンだという。
この真相に、視聴者からは「え、なに?美波と純ひどすぎる…これは恋愛ギライになるわ」「トラウマレベル超えてる」「純がここまで酷かったなんて…ビックリ」と驚きの声が上がり、放送後に「#レンアイ漫画家」がTwitterのトレンドトップ5圏内まで浮上する反響となった。
奥平大兼、「MOTHER―」で新人賞総なめ
清一郎をここまで変えてしまった純の青年時代を演じたのが、17歳の俳優・奥平大兼。学生時代はクラスの人気者で、超が付くほどの女好き。ヒロイン・あいこの初恋の相手でもある。
奥平は昨年、長澤まさみと共演した映画「MOTHER―」で俳優デビューを果たした大型新人。デビュー作でさっそく「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第94回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第63回ブルーリボン賞」新人賞、「第30回日本映画批評家大賞」新人男優賞と、大きな新人賞を総なめし、鮮烈な印象を与えた。