鈴木亮平が“ヤング宮沢賢治”に!「ノビノビと演じられたら」
日テレ×WOWOW×Hulu共同製作ドラマ「銭形警部」での銭形警部役も話題の俳優・鈴木亮平が、6月スタートの「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」(毎週土曜夜10:00-終了時間未定、WOWOWプライム)で、主演を務めることが分かった。
役によって大幅な減量をしたり、増量をしたりとストイックな役作りが毎回話題を呼び、来年の大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか)での西郷隆盛役にも期待が高まる鈴木が、日本を代表する詩人・童話作家の宮沢賢治役という新たな境地に挑む。
本作は、漫画家・魚乃目三太の同名原作を実写化したもので、宮沢が愛した食や音楽を切り口とする“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。
若かりし頃の天真らんまんな宮沢の青春時代を描き、特に傑作詩篇「永訣の朝」にうたわれた最愛の妹・トシとの死別に描かれるきょうだい愛の行く末は、視聴者の涙を誘いそうだ。
今までの映像作品ではあまり描かれていない、泣いて笑って躍動するみずみずしい宮沢賢治。それを真摯に体現する鈴木の姿を渇望する声が、雨音にも負けず、風の音にも負けず、既にはっきりと聞こえてくる。
“宮沢賢治”という大役を担うことについて、鈴木は「“宮沢賢治”というと朴訥としたイメージを勝手に持っていたのですが、当時の資料を調べていくと、とても熱くて人間臭い人だったようで驚きました。子供のように豊かな感受性と情熱を持った“宮沢賢治”という1人の人間をノビノビと演じられたらと思います」と意気込む。
家族との“ご飯”にまつわる思い出については「手作りの食事にこだわる親でしたので、休日のおやつにも手作りのプリンなどを作って出してくれるほどでした。
また高校時代まで、夜ご飯は必ず家族でそろって食べるというルールがあり、門限が夕方になってしまうので当時は窮屈に思ったりもしましたが、今思えば家族としてのつながりが感じられる大切な時間だったなと思います」と明かす。
視聴者へ向けて「『生きる』とは。『人を想う』とは。ただ泣けるだけでなく、心の深い場所まで揺さぶられる感動作になりそうですので、楽しみにしていてください」とアピールした。
6月スタート
毎週土曜夜10:00-終了時間未定
WOWOWプライムで放送 ※第1話は無料
■「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」特設サイト
【HP】http://www.wowow.co.jp/dramaw/kenji/