映画の中の「お気に入りの胸熱シーン」について問われると、「時を超えるからこそ普段の何気ないセリフがすごく粋になる、かっこよくなるというセリフがありまして。果耶ちゃんとのシーンなんですけど、それがすごく好きなところですね。あとは藤木さんと2人のシーンも時を超えるからこそのセリフがあって…」と、ふんわりとオブラートに包んだ回答を連発。
そこで夏菜が「さっき、このセリフを言おうって言って(決めて)たよね?」と合いの手を入れたことで、山崎がネタバレに配慮していたことが発覚。三木監督から「大丈夫」の後押しを受け、改めて「“さっきはごめんね”という言葉があって。さっきと言っているけれど、実はその間にすごい時間を超えている。それを考えて見ると、なんて素敵に聞こえるんだろうと感じる胸熱シーンです」と答えた。
また、映画のキーワードともなる“幸せなサプライズ”にちなみ、「兄の子ども(姪)が2歳なんですけど、今までは会うとずっと泣かれていたのに、この間は“けんちゃん”って呼んでくれたのが、めっちゃ可愛くて嬉しくてサプライズでした」と、プライベートについても言及。司会者から、呼ばれた後の対応を聞かれ「“けんちゃんだよ”って返しました(笑)」と照れ笑いを浮かべるシーンも見られた。
最後は映画について「レトロでチャーミングで、愛の形が詰まった心温まる作品です。最後に、ものすごく幸せなサプライズが待っているので、色んな世代の人に楽しんでいただける映画になっています!」とアピールして、イベントを締めくくった。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」
取材・文=原千夏
6月25日(金)公開
<キャスト>
山﨑賢人
清原果耶、夏菜、眞島秀和、浜野謙太
田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造
藤木直人
<スタッフ>
監督:三木孝浩 脚本:菅野友恵 音楽:林ゆうき
主題歌:LiSA「サプライズ」(SACRA MUSIC)
原作:「夏への扉」ロバート・A・ハインライン(著)/福島正実(訳)(ハヤカワ文庫刊)
製作幹事:アニプレックス 東宝 制作プロダクション:CREDEUS
配給:東宝 アニプレックス(C)2021 映画「夏への扉」製作委員会
【公式HP】https://natsu-eno-tobira.com/