<セブンルール>「鬼滅の刃」など数々の話題アニメや映画、ドラマの音楽を制作する作曲家・梶浦由記に密着
活躍の場を“アニメ”にも広げた梶浦
しかしその頃、レコード会社からの依頼で書いたインストゥルメンタル曲が、映画監督・市川準の耳に留まり映画「東京兄妹」(1995年)で劇中音楽を任された。
これを機に、アニメにも活躍の場を広げた彼女は、「大好きだったオペラや歌曲の世界がここで表現できる」と、劇中音楽の魅力にも気づく。
「BGMが作品より人の耳を奪ってはいけない」と、曲作りへのこだわりも語る梶浦。シーンに合わせて状況説明や、登場人物の感情を巧みに表現する音楽は“梶浦ワールド”と呼ばれ、「唯一無二でハリウッド映画でもやらない手法」「作品の感情部分に深く陰影を持たせてくれる」と、制作スタッフも信頼を寄せている。
今回、番組では、今秋公開予定のアニメ「劇場版 ソードアート・オンライン‐プログレッシブ―星なき夜のアリア」の音楽制作現場に密着。約1カ月の制作期間に50曲近く作り上げる作業場やレコーディングスタジオで、一切の妥協を許さないストイックな梶浦の素顔に迫る。
「音楽の発注を頂いたということは、世界でその物語に音楽をつけていいのは私だけ。こんな幸せな仕事はない」と語る彼女。感情を揺さぶる音楽で、映像作品に命を吹き込む梶浦の7つのルールに迫る。
毎週火曜夜11:00-11:30
フジテレビ系にて放送
出演=青木崇高、尾崎世界観、長濱ねる、YOU
ゲスト=赤江珠緒
ナレーション=小野賢章
【HP】https://www.ktv.jp/7rules/
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