清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に出演する坂口健太郎がインタビューに応じ、清原の印象や役に対する思いを語った。
同ドラマは、宮城・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインの百音(ももね、清原)が、“気象予報”という「天気」に向き合う仕事を通じて人々に幸せな「未来」を届けていく希望の物語。脚本は安達奈緒子が担当する。
坂口が演じる菅波は、登米の山主・サヤカ(夏木マリ)が開設した診療所の医師で、東京の大学病院に籍を置き、1週おきに診療所へやってくる。地域医療に興味がないのか常にドライで無愛想だが、気象の勉強で行き詰まる百音を見て、勉強を教え始める。
坂口健太郎インタビュー
――菅波を演じる上で意識していることを教えてください。
菅波という人物を的確に表現することはもちろん、“朝ドラ”でお芝居するということを結構考えています。1日15分ドラマが流れる中で、毎回ちょっとずつちょっとずつ彼の変化を見せていかなければならなくて、それが極端になりすぎるとキャラクターが変わってしまいます。百音と出会ったことで、少しずつ菅波が変わっていく様を表現するのは難しいなと感じています。
第5週から百音に気象の勉強を教え始めますが、今まで百音と距離があった菅波が百音と関係を深めることで、ちょっとテンションが高くなる様子や菅波の偏屈な部分が出てきたら面白いのではないかとスタッフさんと話し合って、そこでも菅波の変化というものを少しずつ出すようにしました。
静かな菅波、口の悪い菅波、感情が高ぶる菅波、ドジな菅波などさまざまな面を持っている菅波を演じられるのはとてもうれしいですし、楽しいですね。