7月4日にスタートしたアニメ「天官賜福(てんかんしふく)」(毎週日曜夜9:30-10:00、TOKYO MXほか)の先行上映イベントが、6月27日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催。日本語吹替版でメインキャラクター謝憐(シエ・リェン)を演じる神谷浩史、三郎(サンラン)を演じる福山潤が登場し、収録の舞台裏のエピソードや作品への思いを明かした。
本作は、2020年10月より中国のbilibili動画にて配信が開始され、総再生回数3億回を突破した人気作。天賦の才を持ち、人々を救うことを志して修行を積み、飛昇し武神となった仙楽国の太子・謝憐が、人々の住む下界に降りて、神官として出直す中で“三郎”と名乗る不思議な少年と出会うことから物語は始まる。
アニメ「天官賜福」には、霊文(リンウェン)役の日笠陽子、南風(ナンフォン)役の古川慎、扶揺(フーヤオ)役の小林千晃も出演。また、裴茗(ペイ・ミン)役を諏訪部順一、 裴宿(ペイ・シュウ)役を増田俊樹、 半月(バンユエ)役を花澤香菜が担当する。
神谷浩史&福山潤が収録時の舞台裏を明かす!
それぞれが演じるキャラクターを感じさせる白と赤の衣装で登場した神谷と福山は、会場の大きな拍手に迎えられて、笑顔でステージ上へ。
この日、イベントでは7月4日の放送に先駆けて第1話~第4話を上映。神谷と福山にも完成映像を見た際の感想を聞くと、福山は「吹替版の作品と同じ方法で収録させていただいたので、BGMやSE、オフィシャル版のキャストの方の声を聞きながら収録を行いました。まず、映像のきれいさ!そして、何よりも絵が100%入っている作品に声を当てられたことが楽しかったですね」と、素直な感想を明かした。
また神谷は、「日本のアニメーションですと、(収録時に)絵と声が合わない部分に関しては、後から絵の方を修正するということもあるんですけれど、今回は絵が100%できていたこともあり、原音のニュアンスを拾いながら、しっかりと日本語をあてていくというアプローチをしました。最初は原音と違う部分や、元々の役者さんの雰囲気にどれくらい似ているかというところが気になっていたんですけれど、完成版を拝見させていただいたら、やっぱりアニメーションとしてキャラクターが喋っているので、日本のアニメーションとあまり変わらないなという印象を受けましたね」と、舞台裏のエピソードとともに自身の思いを伝えた。