吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第20回「篤太夫、青天の霹靂(へきれき)」が6月27日に放送された。渋沢篤太夫(栄一=吉沢)の用心棒として登場した土方歳三(町田啓太)。史実にも残っているという2人の交流に視聴者から歓声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
家茂(磯村隼斗)が亡くなり、慶喜(草なぎ剛)が徳川宗家を継いだ第20回。大嫌いだった幕臣になってしまい、失意の日々を送る篤太夫はある日、謀反の疑いのある人物の捕縛を命じられた。その警護のために同行したのが、新選組副長・土方歳三だった。
「(謀反人を)我らがひっ捕らえるゆえ、そのうえにてご自分のご使命を達せられよ」という土方に、「それはいかん」と難色を示した篤太夫。「まだ罪があるかどうかわからぬ者を有無を言わさず縛り上げるは道理に外れておる」と説き、たった一人で謀反人と目される人物のもとを訪ねた。
しかし邸内に招き入れられると、そこには尊攘派志士たちの姿が…。幕臣である篤太夫はあっという間に取り巻かれ、刀を突き付けられた。
そこに颯爽と登場したのが土方だった。「神妙に縛につけ」と言い放つと鮮やかな刀さばきで志士たちを蹴散らし、場を制圧した。