夜間専門の救命救急チームの活躍を描く「ナイト・ドクター」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)で、医師3年目にもかかわらず、先輩医師にも物おじせず、テキパキと働く強気で高飛車な高岡幸保を演じている岡崎紗絵。同じチームの先輩医師を演じる波瑠、田中圭や、同期の頼りない医師を演じる岸優太、北村匠海との撮影現場の裏側などをインタビューした。
プライベートも仕事も両方頑張りたいという志の高い女性
――まず幸保のキャラクターについて教えてください。
幸保は計算高くて、高飛車で、プライベートも仕事も両方頑張りたいという志の高い女性で、男性にも劣らずに働きたいという思いがすごく強い人です。
ストレートに物を言う潔さがあるというか、結構物おじせずにいろんな人にバンバン言っちゃうんですけど、それは誰にでも強く噛み付くわけではなく、幸保の両親が医者でコンプレックスを抱えているからこその物言いなので、そのバックグランドを考えながら演じています。
――岸さんが、岡崎さんはお芝居の切り替えがすごいと話していたのですが、意識していることはありますか? 例えば、声のトーンですとか。
幸保と私自身が違うキャラクターなので、岸さんはそこのギャップを“切り替え”と言ってくれているのかもしれません。
幸保は落ち着いているというか冷静な人なので、確かに声のトーンは低めにしていますし、命令口調じゃないですけど、言い方が強めだったりするので、同年代の深澤(岸)や桜庭(北村)とはまたちょっと違う表現を意識しています。