高岡はできる人なのでテキパキできるように意識しています
――医者役ということで、所作が難しいと思いますが、特に難しいところは?
基本的に全部難しいんですけど、気管を確保するために口に器具を挿管する動きが難しいです。ちゃんと入っているように見せないといけないので。その動作をしつつ、周囲に指示をするのも難しいですが、高岡はできる人なので一連の動きをテキパキできるように意識しています。
――お芝居の参考にした作品は?
救命救急病院や医者に密着するドキュメンタリーを見ました。女性のお医者さんもいらしたので、その動きを観察したり。それ以外は医療監修の先生が現場にいらっしゃるので、その方にどうしたら手慣れた感じでかっこよく見えるか、身体の落とし方や角度についても教えてもらっています。
――救急チームのキャストはとても和やかですが、あの雰囲気は最初から出来上がっていたのでしょうか?
波瑠さんも田中圭さんも雰囲気が柔らかくて、心地いい空気を作ってくださるので、最初から和やかな雰囲気になったのではないかと思います。
もちろんクランクインでは、救急医療のお芝居は初めてでしたし、共演が初めての方もいらっしゃったので緊張しました。波瑠さんとも今回が初めましてだったのですが、初めから何気ない話からこのドラマの話まで、今でもいろいろお話しさせていただいてます。撮影の合間には、前室でみんなでワイワイ話していて、それがどんどん賑やかになってきている感じです。