竹財輝之助が、2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)へ出演することが発表された。小栗旬主演、三谷幸喜が脚本を務める同ドラマは、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗)と、そんな彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の姿を描く。
竹財が演じるのは、新垣結衣演じる八重の兄・伊東祐清。祐親(辻萬長)の次男で、家族思いの優しい武将という役どころだ。
竹財は「伊東祐親の次男、祐清を演じさせていただきます。武将としては心優しく、家族思いの人物で、妹の八重のことをとても大切にしている、いいお兄ちゃんの印象があります。大河ドラマで武将を演じるというのが役者として一つの目標だったので、興奮と緊張が半端ないですが、幸せな日々を送らせてもらっています。『曽我物語』に繋がる人物でもあるので、親族のゴタゴタの中で揺れ動く心情を丁寧に演じていきたいと思います!」と出演の意気込みを語った。
大河ドラマへの印象を竹財は「2008年の『篤姫』(NHK総合ほか)に有栖川宮熾仁親王として出演させていただきました。あまりの緊張でよく覚えていないので、今回はしっかり胸に刻みたいと思います」と明かした。
また、竹財は三谷作品について「三谷作品は初めて出演させていただきますが、脚本だけでも読み物として面白いので、繰り返し読んでしまいます。時代劇でも三谷さんのユーモアは健在ですね!演者としてはプレッシャーを感じていますが、いち視聴者として演者の皆さんがこの脚本をどう料理するのかとても楽しみで、今後の参考にさせていただきたいなと思っています」と印象を語った。
さらに、 同作で共演する片岡愛之助とのエピソードを「北条宗時役の愛之助さんとは『半沢直樹』(TBS系)以来ご一緒させていただくのですが、今回は大事なところを握られないように相対したいと思います!」とコメントを寄せた。
今回の第四次出演者発表は、公式Twitterにて行われており、第一次出演者発表時に菅田将暉、宮沢りえ、山本耕史、大泉洋らの出演が発表。第二次出演者発表では佐藤浩市、西田敏行らが、第三次出演者発表では江口のりこ、田中泯、鈴木京香らが、そして7月8日から行われている第四次出演者発表では既に青木崇高、秋元才加、市川猿之助らの出演が発表されている。