清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。気象予報士に合格した百音(清原)の旅立ちに向けたエピソードが展開する中、7月15日放送の第44回では診療所の医師・菅波(坂口健太郎)が身の振り方について意外な決断を下した。菅波の成長の跡がうかがえる決断に、視聴者からも応援の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「訪問診療を続けたい」
第9週「雨のち旅立ち」(7月12日[月]~16日[金])では、百音が3度目の気象予報士試験を受けたその後が描かれている。
試験に合格し、気象予報士資格を手にした百音。胸の中では、東京に行って気象にかかわる仕事に携わりたいという思いが広がっていた。朝岡(西島秀俊)の気象会社の求人募集も気になる。だが、世話になっている登米の人々に、なによりサヤカ(夏木マリ)に「東京に行きたい」とは言い出せない。百音は葛藤していた。
一方、菅波も迷っていた。1週おきに東京を離れて登米で時間を過ごせば過ごすほど、医局内でのキャリアに差がついていくという。先輩医師の中村(平山祐介)に「私もさすがに、あなたの将来を犠牲にするつもりはない」と、診療所の仕事を別の若い医師にバトンタッチすることを提案されていたのだった。
もともと訪問診療に積極的ではなかった菅波のこと。すぐにも診療所の仕事から卒業したい、と希望するかと思いきや、菅波の出した答えは「もうしばらく東京と行き来して、登米では訪問診療を続けたい」というものだった。