12人の監督が描く、12の物語からなる映画「DIVOC-12」の公開日が10月1日(金)に決定し、本予告が解禁された。また、本作の主題歌がyamaによる新曲「希望論」に決まった。
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優の継続的な創作活動を支援する映画製作プロジェクトとして始動した本作。
「新聞記者」(2019年)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要3部門を受賞した藤井道人監督ら3人の日本映画界を代表する監督たちに加え、一般公募より選ばれた新人監督含めた9名が集い、共に映画制作を行っていく。横浜流星、松本穂香らが各作品の主演を務める。
この度解禁された予告編では、「忘れないよ、忘れない」とどこかはかない雰囲気で遠くを見つめながら呟く横浜や、バイクで疾走する松本、小関裕太の幸福感を感じさせる笑顔が映し出される。
また、「安心するじゃない」とほほ笑む富司純子と「ずっと不安だから」と呟く藤原季節からは、明暗の感情を交錯させながら予測できない人間ドラマの展開を予感させる。
その後も12本の作品を彩る、豪華俳優陣と共にさまざまなシーンが映し出され、12人の監督の個性が詰まった作品であることが伺える。
そして、主題歌を担当するyamaは、2020年4月に自身初のオリジナル楽曲としてリリースされた「春を告げる」があらゆるヒットチャートでトップにランクインし、2021年の音楽シーンを象徴するアーティストの一人。
そんなyamaが今回の主題歌に対して、「この曲に込めた思いは『この歌だけ僕の本当だ』と歌にある通りです。正解か不正解かは問題ではなく自分だからこそ見える景色を作品として残し続けること。それが自身の存在証明であり真実です。『希望論』という曲が皆さんに少しでも伝わればうれしいです」とコメントした。