吉高由里子が10月期のTBS金曜ドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00-10:54)の主演に決定した。吉高がTBSの金曜ドラマで主演を務めるのは初。同作は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開する、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。吉高は、主人公・真田梨央を演じる。
スタッフは2017年4月期の金曜ドラマ枠で放送された「リバース」と同じ顔ぶれで、脚本は奥寺佐渡子と清水友佳子。新井順子がプロデュースを務め、演出は塚原あゆ子が担当する。新井と塚原は2020年放送のドラマ「MIU404」でもタッグを組み、第47回放送文化基金賞の「番組部門」テレビドラマ番組優秀賞などの賞を受賞している。
「最愛」ストーリー
2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていくなかで、事件の真相に迫っていく。
吉高が演じる梨央はいつも笑顔を絶やさず、学生時代は父が寮夫を務める大学陸上部の寮の看板娘的な存在だった。将来の目標を叶えるために東京の大学の薬学部へ進学。
その後、30歳で母親が経営する真田ホールディングスの関連会社「真田ウェルネス」の代表取締役に就任。「世界を変える30代の社長」に選ばれるなど世間から注目されている。その一方で、過去の失踪事件から現在の連続殺人に至る一連の事件の重要参考人でもあるという役どころだ。