<日本沈没>小栗旬演じる主人公の妻役に比嘉愛未「諦めない心を改めて感じてもらえる作品に」
宮崎美子コメント
まず、お話をいただきました時に「希望のひと」というタイトルに惹かれました。災害や病気の出口が見出せない中、このドラマの希望はどんなものを見せてくれるのかと。
コロナ禍で、避難所や大勢の人のバスターミナルのシーンなど気を遣いながら撮影を行いましたが、まさに、実際に災害に遭ったら自分が体験するかもしれないことを、このドラマの中で体験しました。一番、一般的な市民感覚の人物を演じています。
仕事への情熱を持って働く娘を置いて避難するのも大変辛いですし、複雑な気持ちですが、そんな状況を、見てくださる皆さんも共感いただける役柄だと思います。是非、皆さん、共感しつつ、この先にどんな希望があるのか見届けてください。
プロデュース・東仲恵吾コメント
本作での見どころの一つとなるのは、“日本沈没”という、どうすることもできない現実の中で、生き抜こうとする市井の人たちの普遍的な愛の物語です。愛溢れる役を演じていただく優しくて強い「母」たちが発表されました。
風吹ジュンさん演じる天海の母は、漁港の人たちと息子のことを常に考える“人間愛”溢れる役です。風吹さんは、小栗旬さんにも通じる人を惹きつける力強くて優しい目が印象的で、今回の役にぴったりだと感じました。
比嘉愛未さんが演じる天海の妻は、娘のために全てを捧げる“娘愛”溢れる役です。それと同時に天海との間には複雑な問題も抱えています。そんな一つの芝居で色々なニュアンスを表現できるのは、比嘉さんしかいないと思い、お願いしました。
そして、宮崎美子さんに演じていただく椎名の母は、常に家族を思いやる“家族愛”溢れる役です。以前から拝見していた中で、宮崎さんのどんな状況でも優しく包んでくれるような優しさが今回の役にぴったりだと感じて、オファーさせてもらいました。
この家族の物語も是非、ご期待ください。