劇団EXILE・佐藤寛太と俳優・加藤雅也が親子役で共演!「軍艦少年」が実写映画化、12月に公開決定【コメントあり】
坂本海星役・佐藤寛太のコメント
柳内先生の他の作品は読んでいたのですが「軍艦少年」は未読だったので先生の作品を実写化するとオファーをいただいてからすぐ原作を読みました。震えました。この時代にこんな作品を、この主人公を、自分が演じられるなんて、自分の全てをかけて原作に恥じないよう全うしようと思いました。
少年漫画的アツい展開のなかにある本筋の人の愛や、思い。旅立つ人が遺していくもの、もらった人が受け継いで生きていくこと、本当に多くの想いがこの作品に込められているなと感じました。
けんかのシーンが多かったのでクランクイン前は体づくりをしていました。撮影が始まってからはみんなが本気で現場に食らいつきたくなる主人公でいようと考えていました。
加藤雅也さんとは現場ではなんでも話していました。役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていた気がします。ご自身の経験や、芝居をするときに大事にしていることを僕らにも言葉で説明してくれる優しさや、現場に入る前に監督と意見を交換してキチンとイメージをすり合わせてから撮影に入る真摯(しんし)な姿を見せてくださいました。カッコいい人です。
2年前の撮影期間中、みんなが本気で全力でした。見た人の心の中に一筋、光を投げてくれる作品です。この作品に携われて幸せでした。不器用で純粋で真っすぐな海星をこの作品のもつパワーを映画が映画館で放つ輝きを期待してぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。
坂本玄海役・加藤雅也のコメント
Yuki Saito監督とは以前、短編映画を一緒に制作させていただいたのですが、今回は長編映画でご縁をいただいて、オファーをいただいた時はとてもうれしかったです。
生きる気力をなくした男という役柄は今までやったことがなかったので、原作を読んだ時は挑戦できるうれしさがこみ上げてきました。“最愛の妻を亡くした男”という役柄なので、妻との出会いからどんな人生を歩んできたのか、その点に重きを置き、具体的に考えました。
佐藤寛太くんはフレッシュさがあり、役を体で演じる役者さんだと感じました。伸びやかで良いですね!これからとても楽しみな俳優さんです。
いま人々が必要としている“思いやり”がテーマの映画です。妻への“思いやり”、残された夫への“思いやり”、父親から息子への“思いやり”、母から残された子への“思いやり”。みんながつなぐ“思いやり”の大切さ、そして“思いやり”でつながる人々の絆。“思いやり”でその人の人生も周りの人の人生も変わる。そんな事を感じさせてくれる映画です。ぜひ見てください。
12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ