波瑠が主演を務めるドラマ「ナイト・ドクター」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第9話が8月30日に放送され、妹・心美(原菜乃華)を思う深澤(岸優太)の深い愛情と輝く笑顔が視聴者の心をとらえた。(以下、ネタバレがあります)
試験的に結成された夜間救急専門の医療チーム“ナイト・ドクター”の活躍を描く同作。肉体的にも精神的にも厳しい現場で戦いながら唯一無二の絆を紡いでいく5人の救急医を波瑠、田中圭、岸、北村匠海、岡崎紗絵が演じる。
第9話では、順調に回復していたはずの心美の容態が急変。自分にもしものことがあったら臓器提供ドナーになりたいという心美に、深澤が猛反対するエピソードが展開した。
ドナー登録したい心美と、“もしも”のことなど考えたくもない深澤。かたくなな深澤に変わるきっかけを与えたのは、美月(波瑠)の言葉だった。美月は、自分の母親がドナーになったことを打ち明け「心美ちゃんのことを思って反対する深澤の気持ちも、もちろん分かる。でも心美ちゃんにはきっと心美ちゃんの考えや思いがあってそうしたいんだと思うから、私がとやかく言うことはできない」ときっぱり。
その後、桜庭にも「心美ちゃんの気持ち、ちゃんと聞けよ」と言われた深澤は、あらためて心美に向き合い、「堂々と生きていたいからこれを書いた」という心美の気持ちを聞くと、ドナー提供意思表示カードにサイン。「俺が頑張れるのは、心美がいるからなんだよ。それに、それを使う時は絶対来ないぞ。だって、おまえは必ず良くなるんだから」と笑顔を見せた。