林翔太、辰巳雄大は、恋人として「アリ」
取材陣の「プライベートでも恋人としてはあり?」という質問に、林は食い気味に「アリです」と即答。「早っ! マジ?」と初耳のリアクションする辰巳に「いや前に、取材を受けたときにそういう話になった…」とあっさりネタバラした林は「でも本当に頼りがいのあるお兄ちゃんで、同じグループのときから『俺らで、このグループで天下取ろうぜ』って、ふぉ~ゆ~の4人が率先してやってくださってたので、そういう意味でも頼りがいがあるんで。世の女性からしたらアリなんじゃ…ねえ?」と質問者に同意を求めていた。
一方の辰巳は、林の回答に「ありがとう…」と照れつつ、「僕も、この稽古に入る前は“アリ”だって言ってたんですけど、今はちょっと“ナシ”かなって」と意外な告白。「翔ちゃん…あ、翔ちゃんって呼んでるんですけど、本当に包み込んでくれるような、母性すら感じるようなところがあって、気づくと『アレ? 俺今、手のひらで踊らされてる?』って思う瞬間が…。ちょっと最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなってきたので、ちょっとやめておこうかなと」と一歩進んだ回答を。「仲間でもあるんですけど一緒にやるにあたってライバルという部分も出てきたから、どうなるか楽しみ」と共演者としての切磋琢磨に期待していた。
一方、同作のキャッチコピー“もう、後戻りはできない…。”にちなんで、後戻りできないことを問われた林は「ちょっと前…それまでグループを組んでいたんですけど、お芝居をやるって決めて1人になったときに、もうこれは後戻りできないぞっていう覚悟は自分の中ではありましたね」と回答。
「実在した事件を題材にしているので、もしかしたらみてくださる方が心苦しくなるところも中にはあるかもしれないんですけど、作品として考えると、ローブとレオポルド2人の青春物語にも写るとこがあるかなぁなんて思うので」とPR。「この時勢の中で舞台ができるというだけでありがたいですけど、見に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられるような作品にして、セクシーな部分をどんどん出して、楽しんでいただけたらと思います」と意気込んでいた。
舞台「ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-」は、9月12日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演中。
◆取材・文=坂戸希和美