同ドラマは、1973年に刊行された小松左京の名作「日本沈没」が原作。刊行から48年の時を経て大きくアレンジが加えられ、原作でも描かれていた“環境問題”を今に照らし合わせて描き出す。主人公を含め登場人物はオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に“沈没”という目に見えない危機が迫る中、「見いだしていく希望」をテーマに物語が展開していく。
吉田が演じる衛は、四国の小さな漁師町の漁師で、組合をまとめる漁業長。エルニーニョ現象による海水温度上昇で漁獲量が激減し、自身を含め大半の漁師たちが職を失いかけていたときには先頭に立って町の役人に交渉するなど、リーダーシップがある人物。
啓示にとって誇れる父親であり、衛にとっても町の子どもたちのほとんどが漁師を目指す中で、人一倍勉学に勤しむ啓示は誰よりもかわいい存在だった。
その衛は、啓示が官僚を目指すことになったきっかけに大きく関わる人物。啓示のキャラクターを語る上で切り離すことができない役どころで、物語の中でも重要な意味を持つことになっていく。
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