ヒロインのモネこと永浦百音を清原果耶が演じる、連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)で、モネの同級生を演じる前田航基と高田彪我。前田は1000年の歴史を持つ寺の跡取りの後藤三生、高田は地元の気仙沼のために働くことを目指していた早坂悠人を演じている。
百音と及川亮(永瀬廉)、野村明日美(恒松祐里)、三生と悠人、そして百音の妹の未知(蒔田彩珠)の6人は、中学の吹奏楽部でともに青春の日々を過ごした幼なじみ。大人になってからも、たまたま未知が遊びに来ていた百音と明日美が暮らす東京の家に、傷心の亮が突如訪ねてきたと聞けば、三生と悠人も夜行バスで駆けつけるほど、6人の絆は固い(第16週 第77回/8月31日放送)。第19週 第93回(9月22日放送)では、ようやく寺を継ぐことを決めた三生が、大型台風の被害を心配して気仙沼に帰ってきていた百音を含む、幼なじみたちに剃髪してもらった。
そして、いよいよ9月28日(火)放送の第20週 第97回では、地域密着型の天気予報を志す百音がウェザーエキスパーツ地方営業所のスタッフとして、気仙沼に戻ってくる。そこで地毛を剃り坊主になった三生役の前田と、市の職員となった悠人を演じる高田に、幼なじみたちとの撮影秘話について聞いた。
――まずは“朝ドラ”に出ての反響をお聞かせください。
高田「出演を発表した時にはファンの方も喜んでくださいましたし、その後もSNSでの喜びの声一つ一つを読むのもうれしかったです。個人的にもよく“朝ドラ”を見る家族なので、自分自身でもうれしかったです」
――前田さんは弟の前田旺志郎さんが「おちょやん」(2020~2021年)に出演していて、兄弟で“朝ドラ”リレーをしたことも話題になりました。
前田「旺志郎が一個前の『おちょやん』に出ていてくれたおかげで、そのお兄ちゃんとして見ていただけることもうれしかったですし、僕自身、小学6年生の時に初めて‟朝ドラ”(「てっぱん」2010〜2011年)に出演させていただいて、そこから11年。まえだまえだを経て、お芝居をやりたいと続けてきて、また出していただけて幸せです」