お笑いコンビ・まんじゅう大帝国が、10月9日深夜に放送されたニッポン放送「オールナイトニッポン0(ZERO)～決戦!お笑い有楽城～」で優勝し、「オールナイトニッポン0(ZERO)」の単発パーソナリティ権と優勝賞金10万円を獲得した。
この番組は、各芸能事務所イチオシの若手芸人がラジオ形式でのトーク力を競い合うというもの。今回の出演芸人は、TAIGA、ネバーギブアップ、まんじゅう大帝国、ターリーターキー、はつぞのゾノ、ファイヤーサンダー、ドンデコルテ、カカロニの8組で、審査員は松村邦洋、お笑いコンビ・鬼越トマホークの坂井良多、金ちゃんらが務めた。
優勝したまんじゅう大帝国の竹内一希と田中永真は、優勝決定直後に囲み取材に応じた。2人とも優勝が信じられないといった様子で、竹内は「まさか優勝するとは思っていなかった。本当に楽しくしゃべろういうことだけで、今日ここに来たので、こんなにいいことがあるのかとちょっと驚いております」と言い、一方の田中は「本当に楽しくできたので、俺ら勝ったかな、負けたかなっていうこともあんまり考えられない感じでした」と語った。
学生時代から熱心な深夜ラジオリスナーという田中は、「(事務所の先輩の)爆笑問題さんを好きになったのも『カーボーイ』。タイタンに入ろうと思ったのも爆笑さんのラジオだった」と回顧。また、「コンビでいつかラジオをやりたい」との思いから、まんじゅう大帝国の公式YouTubeチャンネルでラジオ動画の配信を続けていたと言い、「いつか目に留めてもらえるように、『こいつらラジオできるんだな、好きなんだな』ってバレるためにずっとやってたので、それが報われて良かったという感じですね」と感慨に浸った。
また田中は、「爆笑問題カーボーイ」の魅力について、「田中(裕二)さんが言ったことに、太田(光)さんの価値観では違うとなった時に本当に揉め始める。パフォーマンスの部分もあると思うんですけど、この人はここでは嘘つかない、ここでは適当なことを言わず、本音なんだと思わせてくれるのがカッコいいと思いました」と説明した。
前回大会で優勝したのは、まんじゅう大帝国と同じタイタンに所属するXXCLUB。田中は「2組連続で行けたっていうことで、コンビ名だけじゃなくタイタンって名前も今回、注目してもらえるんじゃないかということで本当にうれしいですね」と声を弾ませた。
さらに、大会前には事務所で太田光代社長とバッタリ遭遇して激励されたという。太田社長の言葉を振り返り、田中が「『行きますよ!』と言ったら本当にいけたんで、今すぐにでも(優勝したことを)言いたい」と話すと、竹内は「だから、爆笑さんよりも(報告するのは)社長だね。社長は喜んでくれるだろうから。『よくやった』って言ってくれると思う」と微笑んだ。
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